そして最後の一ヶ月

 残り四ヶ月とか言ってたのが昨日の事のようだ。

 と言う訳で、十二月が始まり最初の日曜が来た。
 残り三週間と五日ばかしで今年が終わる。

 月並みだが、信じられんな。実感が湧かない。

■人と妖の狭間に

 水木先生が逝去されたそうだ。
 年齢的に仕方がないのかもしれないが、残念だ。一昨年に亡くなったやなせ氏もそうだけど、お二方とも長寿だっただけに、百歳まで描いてください的な期待はあったからなぁ……。
 創作とはエネルギーを使うもの。
 それを男性の平均年齢を大幅に越えて行うと言うのはそれだけで驚嘆に値する。
 返す返すも残念だ。今はただ安らかな眠りを祈ります。

■ドラクラ画集

 遂に一度もゲームのパッケージを開けないままに画集が届いてしまった。
 帯にある「物語の記憶が今、色鮮やかに蘇る」という文字が俺には虚しく響く。
 プレイ自体は友人と一緒にやったけど、自分ではクリアしてない。やれやれだ。

 とは言え、中身は素晴らしいの一言。
 ただ一つ、個人的な難点としてはラフ画が殆ど無いのは悲しい。
 世に出すなら完成品を多めに! というのは分かる。
 分かるが、ラフ画やアイディアスケッチにはそれだけにしかない魅力もある。

 それらが多ければ完璧な一冊だったなぁ。

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■雪降るキエナイニジ

 12月に入った途端雪が降り始めたこのサイトだが、これはWordPressに用意された標準の機能。ホリデーシーズンに入ると自動的に1月4日まで雪が降るようになる。
 勿論、設定で止める事も至極簡単に出来るが、まぁ季節感の薄いサイトだからな。今年もこの小粋な機能を活用させてもらう事にする。何だかんだ言ってWordPressを嫌いになれないのは、こういう小さな洒落っ気が好きだからだなぁ。閲覧者の皆さんには少々煩わしい面も有るかもしれないけど、まぁ一ヶ月という期間限定なので、お付き合いください。

■承認欲求

 それは別に悪い事じゃない。
 問題はそれを「委ねる」事にある……というのを読んで、確かに一理あると感心した。趣味でやってるなら少しは自画自賛しろ。誰もがクソだと言っても、自分だけは肯定すりゃいい。
 料理では良くやってる(自分で作って自分で「美味い。流石俺」とか割と言ってる)のに、何で他の趣味でそれやんないの? って話だよな。自画自賛した所で、直後に「でも今度はこうしよう、多分その方がもっと美味い」とか次の一手を考えるんだから、否定から入って自分で自分のモチベーションや気分を害してどうすんだって話だよな。
 最初に自画自賛して、ポジティヴに反省した方が次に繋がるに決まってる。

■着々と俺の制御から外れるキエナイニジ

 先週のアクセス数が350回を越えた。正確には440回。
 何で350回を越えた、と表現したかと言うと最もアクセスが少なかった2012年のアクセス数が350回だからで、一年のアクセス数をたった一週間で越えるとか、どうなってるんだと。

 今までの要因は、以前から何度か書いているが「ハルカナルトキノカナタへ」の感想文がこのサイトの中では異常とも言えるアクセス数を叩き出しているからだった。が、先週はそれに加えて、途中でとある人のはてなブックマークに俺が書いた感想雑記が登録されたらしく、それがツイートされそこから流入数が大きくなったらしい。
 まぁ、雑記の方は一過性のものだろうから継続性はないと思うけど。
 問題は継続性とかではなく、「結局の所、感想文こそが要因」と言う所。

 以前ちょろっと書いた「感想文に特化したほうが、見る人は多くなるよね」というのを再び実感している。「ACE CLIP」時代の再来だよ、この感じ。もう感想文だけ書こうぜ的な勢い。

 やはり、もう一度マルチサイト機能を使って分割すべきなのか。
 感想文を読みに来た人にとっては、そっちの方が有用なのは間違いないが……。

 悩むなぁ、とても悩む。

■ムラ様はやっぱりガチ

 以前、ムラヴィンスキーが指揮したレニングラード・フィルのショスタコーヴィチ交響曲第5番第4楽章がカッコいいなぁと雑記で書いたことが有ったが、家の中を片付けてたらCDでショスタコーヴィチの交響曲第5番があった。こっちはビシュコフ指揮のベルリン・フィルだったのだが……聞き比べてみると、クラシック音楽というかこの手の曲は指揮者でがらっと変わるのがよく分かるね。ムラヴィンスキー指揮の方は早い。聞き慣れてない俺ですら分かる程、早い。
 その早さこそが、俺が感じる曲の「カッコよさ」に繋がってる。
 ベルリン・フィルのも別に悪くはないんだけどな……。

 やっぱムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル演奏のCD買うか。

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