The World of J.T.

 時間が出来たら絶対行こうと思ってた。

 にも関わらず、こんなギリギリになってしまった。
 という訳で、芦花公園の世田谷文学館でやってる谷口ジロー先生の「描くひと」を見てきた。

■これが「描くひと」だ

 内容は方々から聞こえてきた通りだった。
 兎に角生原稿が信じられない密度だった。生原稿を目の前にしてるのに、どうやって描いてるか分からない。あるいは分かるけど、途方もない精度と密度で構成されていた。
 これが「描くひと」だと言わんばかりの密度。
 これまで漫画家の展覧会は幾つか行ってるけど、その中でもトップクラスだよ。

 そこに定着されている信念というか、執念というか、情念にただただ圧倒された。

■それ本当に要るか?

 UnrealEngine5の推奨スペックでBTOパソコンを試算してみたら、普通に五十万近くになって流石に草が生える。いや草生やしてる場合じゃないけど、笑うしかない値段だ。
 やはり、いきなりUE5を視野に入れるのは現実的じゃないか。まぁ正直出せない値段じゃないんだけど、その分寿命が削れるようなもんだからな、慎重にもなるわ。
 とは言え、買い足す予定であるMacでは絶対対応できないのは分かり切ってるから、結局のところ「今すぐUE5を学ぶ必要があるのか?」という部分に話は集約していくわけだ。
 ……そう考えると、まぁ今すぐである必要は薄いのが実際だよなぁ。

 今必要なPCは死にかけてるiMacからデータを引き継げるのが絶対条件だから、Macである必要がある以上五十万も緊急性が低い設備に投資出来るほどの余裕はない。
 今後のことを考えるならば、導入するのは寧ろ良いことなんだけど、今は時機じゃないと言うべきか。この辺の要不要と優先順位をもう少し厳密に洗い出すべきだな。

■アルセウス進捗記

 世の中がエルデンリングに沸く中、まだまだポケモンやってるよ。
 ようやく裏ボスを倒し、いよいよ「すべてのポケモンとであえ」(出会うだけじゃなくて捕まえろってのが実際だけど)を達成する最後の関門が出てきた。ポケモンおなじみの徘徊型伝説三匹なんだけど、そのうちの二匹は捕らえた。……が、どうにも図鑑に怪しい空白が居るからこれは四匹目が出てくる感じがするなぁ。
 いよいよ最終目標達成にもカウントダウンが始まった感じがするが、明日の放送でアルセウスのDLCが来るんじゃないかとか言われてるし、それ次第ではまだまだ遊ぶことになりそうだ。

■BADモード

 そう言えば予約していた宇多田ヒカルのBADモードが届いた。
 世の中的には配信では一ヶ月前に出てる訳だから今更感もあるが、ずっと聴いてる。
 全部いい感じではあるが、今のところ表題曲と「気分じゃないの」「Somewhere Near Marseilles」の三つがお気に入り。「Find Love」と「キレイな人」(この二曲はほぼ同じ曲だが)も良いんだけど、先に挙げた三曲が今のところ頭ひとつ抜けてる感じかな。

 まぁ好みなんて時間で変わるし、この先評価が逆転してることも全然あるが。
 リミックスが多い割には、あまり捨て曲がないのも良いね。
 今回シングルで買った曲が多いから必然的に飛ばすのも多いけど。まぁ些細なことだ。

■経年劣化

 ケータイのケースが割れた。
 特に落としたとかでも無いんだけど、割れた。
 とは言え、これまでにぶつけていた部分ではあるし、経年劣化で蓄積した傷が割れた……という所だろうか。まぁ買った当初から一度も替えてないし、よくこれまで保った方ではある。
 このサイトに残っている最初の姿と比べると、使い込まれた良い姿になっていたんだがな。しかしこのまま使うわけにもいくまい。中身もそろそろ買い替え時ではあるが、完全に型落ちになるまでは使いたいし、新しいケースを買う予定。
 しかし、昔の機種のケースって驚くほど少ないのな。
 プルートゥの一コマを思い出す切なさだ。

関連記事

Slide to Top