Only Live Twice

 梅雨前線は二度死ぬ、ってな。

 復活したと思ったらまた消滅したらしい。随分慌ただしい梅雨前線だったが、どうやらもう梅雨明けするっぽい雰囲気まで醸し出してるってのがなぁ……。
 いやはや全くもって空梅雨もいいとこだが、どうなるやらな。

■連日届く漫画たち

ともつか治臣著の漫画「令和のダラさん」第6巻と酢豚ゆうき著の漫画「月出づる街の人々」第4巻。
立て続けに来るやん
 弁当屋の次はダラさんと街の人々だ。

 という訳で、「令和のダラさん」の第6巻と「月出づる街の人々」の第4巻が届いた。
 連続して漫画来すぎじゃね? とは自分も思うが、まぁ仕方がない。こういう事はよくある。というか、出版スケジュールは存外かぶるもんだ。

 ダラさんは変わらず色々スロットル全開で見ていて清々しい。
 目つきの悪さ、色々なデカさ、などなど己がサガを存分に打ち込みながら、それでいてホラーとしてのおどろおどろしさも外さずに、ギャグに落とす。
 それら全てを卓越した画力で纏め切ってる。見事な手腕だよ本当に。

 月出づるの方は変わらずほんわかするお話満載。
 所謂、現代ファンタジーでモン娘の漫画……と雑に括られそうだが、作中世界は男女の別なく全てなんらかのモンスター要素を持ち、親子であっても種族が違うのが普通というのが肝要。
 そこに描かれているのは間違いなくヒューマンドラマってのが素晴らしい。

 どちらも安定感あって安心して買えるなぁ。

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