THE END OF THE FALL

 霜月が始まり、秋の終わりが始まるよ。

 と言う訳で、最近は涼しいを通り越して寒いになる率が上がってる。まぁ今月の半ばくらいには冬が本格化するだろうから、今年の秋に浸れる時間ももう残り僅かだろうな。

■巨星堕つ

 先週、生頼範義氏が亡くなったそうだ。
 去年の三月に「生頼範義という偉大なる絵描きの生絵は一度拝んでおきたい」と書いておきながら、金銭面的な意味で頓挫したが……その現物を拝む事無くお亡くなりなられたとはな。
 返す返すも残念。……氏の没年は男性の平均くらいだし、自然と言えば自然なんだとは思うけど……やっぱり御悔やみ申し上げますとしか言えないね。本当に、本当に残念。
 いつか、回顧展を全国的にやって欲しいもんだ。

■死の種類

 祖父が亡くなった。と言っても、胃瘻をしないと判断した時からこの日が来るのは分かっていたし、危篤状態となってからも一日は呼吸も鼓動も維持するなど、別れる為の時間を沢山作ってくれたと考えると、祖父の生命力は驚嘆に値するだろう。
 去年、祖母を亡くした時は(年齢的には十分死が考えられる段階だったが前日まで元気だった上で)突然死だったため、ショックが大きかった。祖父は認知症になってから俺の存在が脳内から消え、胃瘻が必要な程衰えてなおその命を繋ぎ止めてくれた訳だが、遺される側としてはフェードアウトするように命を尽くされると、緩やかに死を受け入れる事が出来るんだな。
 思いの外ショックは少ないのは、やはり「来る時が来たんだな」と思えるからだろう。

 生物は常に死に向かっているはずだが「汝死を忘るるなかれ」という警句が大昔からあるように、意外とそれは忘れられている。故に、突然訪れる死に狼狽える訳だ。
 遺される側にとって、死の種類に幸不幸が少しでもあるとするならば、緩やかに旅立つ死と言うのは幸福な死に入るだろう。故に、嘆き喚くのではなく祖父の安らかな眠りを祈ろう。

■定期的に妄想する今後のキエナイニジ

 今の所、リニューアルに関して四つのプランが存在する。

 一つ目は、WordPressのまま、テーマを作るか改造するかした後にデータベースをリセットして、同じように運営していくと言うもの。これは特に書く事ない。基本は今と同じだし。

 二つ目は、WordPressを廃棄しHTMLベースに戻す。
 ver.4までのスタイルに戻す、と言う事だがまぁ昔はHTML5とか全く使ってなかった(当時草案出たばかりだった)から、当時よりは幾分スマートに出来るだろうし、何よりサーバーの自由度が違うからCGI的なのも自前で用意出来ると言うのも大きな違いだ。……まぁ活用出来そうなものはどれも廃れてるけどな。アクセスカウンターとか掲示板とか。前時代の遺物感パネェ。
 この場合、懸念する部分としてはやはり更新の難易度だろう。
 ブラウザ上で下書き保存やら様々な管理が出来るWordPressと違って、基本はFTPソフトで同期する事になる訳だから……まぁ身も蓋もない事を言えば、かなり面倒なんだよな。
 その煩わしさに色々折られる可能性が大いにあり得る。

 三つ目は、サイトのコンセプトを絞って既存のサービスに軸足を移す。
 最も濃厚な線はTumblrとTwitterの併用。ここにTinamiや癪だがPixivそして小説家になろうなどを作ったものの倉庫として活用する。四つのプランの中では最も現代的で負担が少ない。
 その分、Webデザインなどで我を出すのが難しくなる。
 あと基本それらのサービスはSNSだ。俺のSNSとの相性の悪さは折り紙付きだからな。その相性の悪さが最大化されると、結局飽きてフェードアウトしていくと言う可能性も高い。

 四つ目は、サクッと閉鎖する。
 サーバー代やFlickrのPROアカウントなど様々な負担から開放される代わりに、趣味が一つ消滅する。挙げておいてなんだが、これを採用するなら2020年7月9日にやるわな。
 20周年に完結するとか、まさに俺好みだし。

 ポイントは、四つのプランと言ってもどれか一つを採用すれば、他は無し……というようにはならないと言う事だ。例えば、三つ目と四つ目は同時に併用出来る。
 つまり、良いとこ取りをしようと思えば出来る。

■本日のイカ談義

 今回のフェスの結果は「えいえんの愛ボーイ」だった。
 序盤は勝ったり負けたりで、こりゃ「えいえん」は無理かなーと思ってたけど、後半は相性の良いブラスター使いやチャージャー使い、あとはフデ使いと組めたお陰で、凄まじい連勝を重ねてあれよあれよと言う間に「えいえん」に到った。チョーシも20越えという未だ嘗て見た事の無い数字を叩き出したし、いやはや噛み合った時の勢いは凄いなぁ。
 因みに今回俺はプロモデラーRGを使用。
 普段は塗りに徹し、会敵した場合はトラップに引き込んだり、高低差をイカす為に退避したりして味方の援護や裏から回って至近距離でキルを取る感じで立ち回ってた。
 トルネードは溜まり次第前線か敵から見て塗るのダルそうな所にぶち込むスタイル。

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