C.C.C.

 最近のWPテーマは無料で凄まじい高性能が多い。

 そして、高性能であると言う事は使い手にも一定の技量を要求すると言う事だ。
 ……いやぁ、ホント暫く放置していると色々錆び付くね。

■まだまだまだ考える今後のキエナイニジ

 今回は、まだ先のリニューアルではなく、より身近な問題。
 つまりは、どうやらメインコンテンツ(イラスト系)への導線が弱いという弱点をいかにして克服するかと言う話だ。最近気付いたんだけどね、サイドバーのTumblr絵をクリックする人はたまに居るのに、「Portfolio」をクリックする人が全く居ないというのは異常だよなと。
 じゃあメニューに問題が有るのかと言えば、「About」や「Old Graphics」はたまにクリックされている事を考えると……メニューそのものの問題と言うよりは「メニュー上の名前」に問題が有るんじゃないのか? と。つまり「Portfolio」という名前自体に問題が有るのでは? と。
 考えてみればまぁまぁ納得出来る説だよね。「Portfolio」がイラスト置き場と結びつかない、というのは。思えば俺も大学入るまで「ポートフォリオ」なんて単語知らなかったしな。

 この手の導線が死んでいる事によるサイト内の回遊性不全は実はイラストだけじゃない。
 雑記もそうだし、大活躍の感想文だってそうだ。

 日々大躍進を遂げ立派にメインコンテンツの役割を果たしている感想文の強さは、ぶっちゃけて言えばランディング率にある。商品の名前と結びついてるから、検索され易いと言う最大の強み。反面、最大の弱点は検索して来た人は目的を達すればすぐに離脱する。サイト内の回遊はしないという事が多い。これは先月公開したハルカナルトキノカナタへの感想文が顕著だ。
 既にページビュー自体は公開して一ヶ月弱で年間トップビューに躍り出ると言うキラーコンテンツと言ってもいい伸び方をしているにも関わらず、そこから回遊は殆どされていない。
 この問題点ははっきりしている。そもそも感想文サイトとして中途半端であると言う事と、関連項目が無いと言う点だ。また「CREID」や「THE BRINK OF TIME」と言った他の光田作品の感想文を書いていれば、その二つに回ってくれたかもしれないが……それでもまぁたかだか二つ回って終わりというのが関の山というのは目に見えている。

 より本質的な問題点としては、サイトのコンセプトがごちゃごちゃしすぎているというかなりディープな問題なのだが、表層的な問題としてはやはりコンテンツにたどり着く導線だろう。
 イラストで言えば「Portfolio」という分かりにくい名前と、メニューにしかリンクが無い(サイドバーなどにリンクが無い)ことで、明確な導線が無い事が大きな問題になっている。
 感想文で言えば、コンテンツ間を回遊する為の導線が存在しないことが問題。雑然としたサイトに一定の秩序を作る為にカテゴリ分けたが、関連項目がそれを越えられないのがマズい。
 雑記で言えば、この日記兼雑記は関連項目が仕事をしていないし、他の雑記に至ってはそもそも数が少な過ぎるし、主題が有るようでないから導線を作りようが無いのがとてもマズい。

 本質的な問題を解決するには、前回前々回で書いたリニューアルを施すしかないから、まぁそこは脇に置いておく。解決すべき問題は多いが、イラストへの導線に絞って考える。
 その場合、手っ取り早いのはサイドバーにリンクを作る事なのだが、Jetpackなどで色々試してみた結果、どうにも現在の構成では難しいと言う事実が判明。やれやれ。

 リニューアルは兎も角、テーマを変えるくらいは検討しなきゃダメかもしれないなぁ。

■Custom Customize Customizr

検証する事多過ぎる。
検証する事多過ぎる。
 現在、検討してるWPテーマの中でも筆頭候補の「Customizr」だが、スペック高すぎて振り回され気味。細かい詰めがキツい。
 いやはや人気テーマの常連だけあって、凄まじい性能だ。今親テーマとして使ってる「Pinboard」も無料とは思えない性能だけど、「Customizr」はその名の通り「カスタムする」という事だけで言うなら間違いなく「Pinboard」を上回っている。

 特徴的なのは、ソースを弄れない人達に向けたサポートが充実している事だが、それでも別に初心者に優しい訳ではないと言う辺りがな。言うなればソースは弄れないけど、WordPress自体には慣れて来た、という層に向けて作られているのだろう。

 ブラウザ上でプレビュー見ながら弄れる箇所は多いが、やっぱ大掛かりな改造はソース弄らなきゃダメと言うのは……まぁどのテーマでも共通してるから今更書く事でもないか。

 何にせよ、ディスプレイサイズでの挙動など確かめる事はまだ山ほどある。
 急いでもどうにもならんし、ちまちまやっていこう。

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