God’s Game

 神のゲームだよ。神が主人公だからね。

 何? 慈母だの女神だの美女だの言ってるからGodじゃなくてGoddessじゃないのかって?
 こまけぇことぁはいいんだよ。アマ公はわんこで無性なので!!!

■この世の命は蘇った(一周目)

大神絶景版。エンドカットのスクリーンショット。
感無量
 大神絶景版をクリアした。

 Wii版でクリアして以来だから、少なくとも十年以上経ってからの二回目だ。

 前回クリアした時はWii本体の設置場所がリビングで、おまけにプライベートも忙しくゲームに割ける時間が限られていた事もあって、やり込み要素は完全無視でプレイしていたため、今回とは随分趣が違う。

 またWii版はボヤけてグラフィックの魅力が半減していたと言うのも、大きなポイント。絶景版とはよく言ったもんだよまったく。

 そうは言っても大体流れ覚えてるし、そこまで感動しないだろうなーとか思ってた割に最終決戦では普通に泣いた。分かっていても泣いた。ボロボロ泣いた。
 当時よりもイッスンが五月蝿く感じることも多かったから、最後の演出もそんなに刺さらんだろと思っていたんだがなぁ……。やはり王道というパワーは凄まじいね。

■戦績と各要素

 ラスボスの戦績と、総合戦績。
 痛手が松なのは偏に剣でのゴリ押しをしすぎたせい。剣タメ攻撃の超火力に慣れると他の神器がかったるくなって、兎に角攻撃してると普通に攻撃もらっちゃう事が多々あった。
 それでも松で済んでるのは、剣舞両面剣による攻撃力で結果的に短期決戦になっているからだろうなぁ。討伐時間の評価が神になってるのもその為だろう。
 二週目での解禁要素に関わる評価も軒並み神。
 まぁ45時間弱もやってるんだから、そりゃそうだわな。

 今作随一の隠し要素はぐれ珠もクリア特典以外は全部取ったから、これで公式チートアイテムが二週目から使える。
 ただそれでも逃したものは幾つかあって、まず一つは特定のダンジョンでしか戦えない烈火雲外鏡。こいつを完全に見逃して、妖怪絵巻に登録されていない。
 そしてもう一つは、終盤で作れる落款を後で作るつもりが完全に忘れてた。まぁこちらはそこまで影響ないけど、やっぱり最後の所に自作の落款欲しいよな。

 まぁこの辺は二週目を公式チートアイテム使って俺TUEEEプレイのついでに埋めるかな。

■総合的な感想

 一度クリアしたゲームといえど、その魅力はまったく色褪せていない。
 存分に楽しませてもらった。

 ……が、当時と同じく手放しで「神ゲー!」と言えるかと問われると、素直には頷けない。
 流石に古臭いなと感じる部分が幾つかある。

 まず前述の通りイッスンが五月蝿い。
 ヒントを喋ってくれる訳だが、ヒントというよりほぼ答えを喋ってくれるおかげで、作業感が増してる。まぁこれはプレイそのものが二回目だから、という部分もあるかも知れないが。

 次に、最大の問題としてカメラがクソい。具体的にはカメラワークがクソい上に、遅い。
 制動がキツくて視点移動させながら走るとガクつく場面まである。これは戦闘中敵をロックオンする機能がないという問題点と合わさる事で、操作性にまでケチをつけることになっている。
 独特なグラフィックや、その他様々な美点を台無しにしかねない酷さ。

 と、文句をつらつら並べたが、それでもやはり秀作と言えるゲームだと思う。
 特にどう考えてもヘイトを集めるであろう相棒役のイッスンなのに、最後はきちんと感動させてくる王道ストーリーはまさにお見事。いや、お美事にございます。

■っていうか

 これ、雑記というか普通に大神絶景版の感想文ですよね?
 


 それはそれとして、現代にやってみて初めて気付いた余談。
 スタッフロールにマジでサワキエル(エルシャダイで有名な竹安佐和記氏)が居たり、他にもベヨネッタなどで辣腕を振るっている方々が見えるのが実に時代を感じる。
 センシティブなシーンでカメラを寄せられるなどよく任天堂が許したな? という部分など、結構知らなかった小ネタも多くて、そういう意味でも結局神ゲーと言えるかもね。

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