一万二千年後｜キエナイニジ

　ヴェガがポラリスに代わって北極星になってるってさ。

　規模が大きすぎて、いまいちピンとこないけどロマンは感じるね。
　まぁ、そんな事を話す相手もいないので、ここに書き殴る。
　因みに、連鎖的に思い出したのは当然、加納朋子著の「ななつのこ」だよ。

■二十年から三十年

　それくらいは、まだこの世にいて欲しかったな。
　ZABADAKの吉良知彦氏が亡くなった。56歳だったそうだ。
　「遠い音楽」や「harvest rain」が好きだったが、何よりも光田康典氏と組んでいた「CHRONO CROSS」やこのサイトでも常に上位にいる「ハルカナルトキノカナタヘ」などの演奏が好きだ。
　ライヴではもうそれ聞けない。とても悲しい。
　お悔やみ申し上げますという言葉しか無い。

　去年の今頃には、任天堂の岩田聡氏が55歳で亡くなり、今年は吉良さんだ。Twitterの方でも呟いたけれど、早すぎる。向こう側があるとするのなら引っ張るの早すぎる。
　一人のリスナーでこれなのだから、一緒に作ってきた方々の悲しみは想像を絶するだろう。
　最後に光田氏の日記にリンクを貼って、この訃報への筆を置く。

　Mitsuda's Diary » Blog Archiv » 心の師。

■初年

　迎え火を焚いた。
　去年は祖母の新盆だったが、今年は祖父の新盆だ。
　二年連続で迎えるものの、住む場所の差か宗派の差か、結構違いが多い。
　とは言え、迎え火に関しては大差が無い。
　大差が無いのに、意外と去年やった手順を忘れている。
　やはり生活に根ざしている訳では無いというのは、こうも簡単に記憶から薄れるものか。
　大体の記憶は繰り返しによって維持される。
　まぁ、強烈な記憶は一度きりでも刻まれるものだが、細かい部分まで刻まれるというのは稀だ。トラウマも意外と細かく覚えてなかったり、その前後は忘れていたりするのと同じように。
　迎え火と送り火は別に新盆限定のものでは無いし、やはり毎年やるべきなのだろうなぁ。