THE DAMNATORY WORD
実際それは呪われた言葉だよ。
よく考えたら俺いらないな、という自己否定。あるいは絶望の別称。三年前に「まだまだその境地に到ってない」と書いたが、到るべき境地ではなかった。これはただの呪いだ。
呪いは解かねばならない。ジョジョリオンにもそう書いてある。
さもなくば、呪いに負けてしまう他に道が無くなってしまう。
あるいは、気付いてないだけで、とっくに負けているのか?
■だがならざるべきか?
「よく考えたら俺いらないな」と悟ったのならサリンジャーを引用した笑い男よろしく「僕は耳と目を閉じ口を噤んだ人間になろう」と考えるのは必然だろう。
しかしながら、何故かそうは思えない。
笑い男が劇中で「だがならざるべきか?」と付け加えているように、何故か耳も目も閉じようと思えないし口を噤むつもりにもなれない。それは結局、悟れてないからなのか。それとも、斑鳩の理想で語られる「生きる意志を持つ者の意地」があるからなのか。
■わたしのこと、愛してる?
斑鳩と言えば、ゲーセンでよく遊んだし、エンディングも(コンテ繰り返して)見たけど、その前身あるいは前作たるレイディアントシルバーガンは一度もプレイした事が無い。
しかし動画勢としてゲームの流れを知っている。
斑鳩を生み出した会社のゲームだけあって、やっぱり計算し尽くされてる。
見る度に思うのが、演出の凄さ。しかもこれコンシューマ版のみってのが凄い。
ある意味でゲームらしいゲームが死に瀕している今、銀銃の裏メッセージは響くね。
Treasure Box:TREASURE VIDEO GAMES UNOFFICIAL FANPAGE > RADIANT SILVERGUN > SS版STAGE1の音声について(「NO REFUGE」より転載)
まぁしかし、死に瀕している側面もあれば別に新しい萌芽もある。
Steamなどでのインディーゲームの隆盛なんかが良い例だろう。
まさしく「あきらめないで」だ。ゲームに関わる全ての人に祝福あれ。
■一歩進んで百歩下がる
別の日記にも書いたが、久しぶりにアナログでラクガキしたら自分で無根拠に考えていた「このライン以下には落ちないだろう」というレベルを軽々と越えて下手になっていた。いやもう、ドン引きですよね。
流石に百は言い過ぎだけど、そう言いたくもなるよこれは。大して変わってないように見えるけど描くスピードが(元々そんなに早くないのに)遅くなったり、無駄な線が更に増えたりと、確実に下手になっていると言うのがよく分かる。
いやぁ……これは凹む。
ガチで凹む。
ちょっと暫く徹底的にやった方がいいんじゃないですかねと思うくらい凹む。
ラクガキスレイも含めて、がっつり時間取ってやった方が良さそうだ。つーかやらないと更に悪化するのが目に見えてる。停滞してる練習を毎日するってのを徹底しないとな。