機能不全
かつて、あの重々しき歌に送られた戦士たち。
サイトを回す誇りを厚い装甲に包んだアーマード・タグの、ここは墓場。
無数のカリギュラたちの、ギラつく欲望に晒されてコロッセロに引き出されるキエナイニジの拳闘士。魂無きタグたちが、ただ己の生存を賭けて激突する。
次回「関連記事」。
回るタグクラウドから、ソウに熱い視線が突き刺さる。
むせる。
関連記事の選出に限界が見えて来た。
テーマのファンクションを弄ってくっつけているだけに、プラグインのような高機能は求められないとは思っていたが……こんなにも早く限界に行き当たるとはな。
関連記事の選出は現時点ではタグを基準にしている。
タグが一つしか無い記事はあまり関係ないが、これが二つ、三つある記事は関連記事の精度が相対的に下がるというのが、今回の問題だ。
個人的には関連記事の選出は同じタグが多く付いている記事程優先順位を上げたいのだが……丁度いい塩梅にするにはどうすりゃいいのかが見えない。
一応、今は「tag__in」という引数を使って記事のタグを入れた変数を指定しているわけだが、これは要するに複数あるタグのどれかにヒットすれば表示すると言うものだ。つまり複数ヒットしようがしまいが、ヒットしてるなら関係なく表示される。当然複数ヒットしている記事が出ずに、一個しかタグがヒットしてない記事が出たりもする。
これを「tag__and」という引数にすれば、記事に付加されているタグと全く同じタグが付けられている記事のみを関連記事に出すという事が出来るのだが……まぁ、お察しの通り「完全に一致」しないと出さない。つまりタグの関連性だけが厳密になり過ぎて遊びが無くなり、繋がりが弱くなると言う致命的な欠点がある。
それを踏まえた上で、実装したい関連記事を考えると、つまり「完全一致の記事を優先的に表示し、空きがあるのなら少数ヒットの記事も表示する」という事になる。
おそらく一つの処理ではなく、複数の処理を入れねばどうにもならんというのは薄らと見えて来ているが……まぁ早い話が手詰まりだ。生兵法故の基礎の無さがここに来て祟ってる。
つーか生兵法でどうにかできりゃ、同じような機能のプラグインで金を稼ぐなんて出来る訳ないわな。それだけの難度だからこそ、商売として成り立っている訳であってだな。
……今回は諦めるかプラグイン使った方が良さそうだ。
ぶっちゃけ、そんな事に割いてる時間は無い。
■使うとしたら
じゃあプラグイン使うとしたら、何が良いのか? っつー話だが、候補は二つ。「Simple Tags」か「Yet Another Related Posts Plugin(以下YARPP)」だ。
この二つは同じ「関連記事を表示する」という機能を持つがそのプロセスが違う。「Simple Tags」はその名の通りタグとカテゴリを基準に判定し、「YARPP」はタグやカテゴリに加えて本文やタイトルも含めて判定する。早い話が、前者が簡易版、後者が豪華版みたいなものだ。
このサイトでこれまで運用して来たシステムを考えると、「Simple Tags」が無理なくフィットするだろう……が、問題はこのプラグイン七ヶ月以上更新されていない上に、現バージョンでの動作は保証されていない。これは厳しい。突然動かなくなるだけでなく、下手すりゃエラーを返す可能性もある。
一方「YARPP」の方は頻繁に更新され常に最新の状態にしておけば新しいWordPressでも問題なく使える。……が、その豪華な性能に引き摺られるように記事数が多ければ多い程、関連記事の表示が重くなるらしい。現在はキャッシュ機能が取り入れられたという説明が書いてあったが……まぁファンクション改造と比べるならプラグインという時点で重くて当然ではある。
以上の事を勘案すると、「YARPP」をローカルで実験して導入するのが現実的な落とし所か。
……まぁそれは、ベータ取れるか取れないか位になったらでいいだろう。
ぶっちゃけ、今はそれどころじゃないしな。
■週刊→隔週→週刊
ひっそりと、「D&D scribble」のDraggingの方を隔週から週刊へと直した。
これまでギャラリーや画像の都合で隔週に変更していたのだが、一列にして、フロートさせりゃ週刊でも良い感じにレイアウト出来ンじゃねえの? とやってみたら週刊でも行けるじゃねえかwwwwとなり、また週刊に戻したと言う、我ながらグダグダな展開である。
更に付加していた「ENDLESS SUITE # INFINITE HUES」というタグも削除。冒頭の関連記事云々にも関連するが、これがくっついてると一枚絵の方の関連記事が今後溜まって行くであろうラクガキ集で溢れる事になるのが、容易に予見出来るからだ。
いやはや、本当に何処も彼処も直すところばっかりだ。
ウィジェットの構成とか後回しにしまくってるし、もっと効率的にやんねーとな。