Slay & Slay & Slay

 RKGKスレイばっかりやってて、書く事無い。

 Twitterでその日の進捗を呟いてるが、まぁ最近はマイナス(一枚も描かずに終わる)にはしてないから、スレイ的には素晴らしいのだが、その分日常が犠牲になっている。
 何かを成し遂げるには何かを犠牲にしなければならないとはいえ、これほど書く事が無いというのも何だかなぁ。正確には無いんじゃなくて、覚えてないんだよな。日記の方を見れば、焼肉食ったとかアイスケーキ食ったとか書いてるから、書く事はあるはずなんだけど……この週一雑記を書くときに覚えてない。思い出せない。それ位日常に対して感覚がザル。
 要するに、何かに集中していると日常に対する感覚は著しくザル化するという事だな。
 そうすると、この週一雑記の存在意義がより一層薄くなっていくね。
 最終的に消え失せるのは決定事項だが、時期を早めてもいいかも知れんな。

■絵はスキルツリー制とはよく言ったもんだ

 絵は練習すれば上手くなる。
 そこに懐疑的な人もいるが、それは単純に要点がズレ過ぎているか時間が足りないだけだ。絵は程度の差こそあれ、ちゃんと練習すれば上手くなるものだ。が、問題はそこにある。
 つまり、努力の方向を間違うと、さっぱり上手くならない。
 あと、スキルツリー制と評した人がいて感心したけど、近いものは確かにある。
 特に描く対象や技法に至るまで、練習すればするほどそれに対する習熟は深まるが、他のスキルとのシナジーを考えて基礎を疎かにすると成長が鈍化するという辺り実にその通り。
 ゲームだと基礎スキルを極めるのが大体強かったりするのと同じだ。

 今まさに、俺はその壁にぶち当たっている。
 基礎を疎かにしていたツケがたっぷり回ってきている。
 そう、長年苦手としてきた背景が、無視出来ないほど下手なのだ。

 これはダメだ。一朝一夕の練習ではどうにもならない。
 時間が足りなすぎるのはいつもの事だが、だから諦めるというわけにもいかない。ので、基礎と応用を同時に練習する事で、少しでもスピードアップさせるという方向で動こう。
 まずは透視図法を含めた遠近法全般の復習。加えて背景模写かな。

 出来る出来ないじゃない。やるしかないんだぜ。

■加点と減点

 絵はスキルツリー制というのを見かけたが、同時に文はレベル制だとも見かけた。以前、秋月さんコメントで「文章が実は一番先天的な素質を問われるんじゃないか」という事を書いていたが、まさしくそれを別方向から言い表しているものだった。つまり、絵はスフィア盤で、文はドラクエだ。どちらが資質の有無をより問われるかは言うまでもないだろう。

 興味深いのは、絵は加点法が主流(多少デッサン狂ってようがパース変だろうが一点突破した魅力があれば受け入れられる)なのに比べて、文は減点法(誤字脱字、文法の間違いや読みにくさの原因である雑さがある時点で受け入られらるのは難しい)が主流であるという点だ。
 一流の世界になれば、どちらも加点と減点両方で優れていなければならないのは同じだが、それでも傾向として絵は加点法で文は減点法ってのは言い得て妙だな。

 絵も文章もやりたい人間としては、参るよな。同じような成長システムと評価システムなら楽なものを……。ここに「物語」という要素が加わるとその評価要素は激変するから参る。
 基礎的な文章力の評価は変わらず減点法なのに、物語が入ると突然加点法も顔出してきて今度は加点要素がなければそもそも評価対象にならないまで行くんだぜ? やれやれ。
 でもまぁ、だからなんだ? ってな。上達したいのなら、やるしかないのは同じ事だ。

関連記事

Slide to Top