3rd lap result

 秋のアニメサバイバルレース、三周目終了。
 以下、感想。

・ワールドトリガー
 腕は吹っ飛んで胴体は貫かれた。
 やっぱり「トリオン体は生身じゃないから!」という言い訳ね。

 まぁそれは良かったよ。全体的なマイナスは全然打ち消せてないけどな。
 何より本当に作画が酷い。動きが悪い。
 あまりアニメを見てない俺がこれだけ目に付くんだから、アニメを見慣れてる人から見るとこれは相当に酷いんじゃなかろうか。

 原作は今凄い盛り上がってるのに、何なのこのアニメ。
 もう見る必要は無い。原作何遍も読んだ方がよほど面白い。

 という訳で、秋アニメ2014最初の脱落。

・寄生獣
 今回初めてぴったりだと思ったキャラと声。そう田宮良子だ。
 Aさんもなかなか良かった。まぁ原作知ってるだけその良さも儚いものだが。
 ちょいちょい尺を稼ぐためのカットは散見されたが、まぁ許容範囲。
 まだまだ脱落基準には遠いね。次回も楽しみ。
・Gのレコンギスタ
 アイーダさんは本当によく泣くなぁ。
 泣くポイントが分かりやすいのが救い。

 あからさまに噛み合ってない場面は話術というか互いが情報を引き出したいぶつかり合いにも見えるし、ただの富野節にも見えてしまうのが困ったもんだ。あとクリム・ニックがどんどん天才(笑)になっていってて面白い。教官殿もとてもいいキャラだなぁ。

 相変わらず情報の洪水なのでついていくのが大変だ。

・七つの大罪
 ディアンヌちゃんでっかわいい! 本人的にはでっかいは要らないだろうけど!
 刹那ギルサンダーもいいね。
 前回ヒロインの声が合わなすぎて視聴継続の危機と書いたけど、ディアンヌ効果でプラスが出てるのでこりゃ暫くは安泰だ。妹もヒロインが駄目すぎて一度諦めてたがバンに惹かれて戻ってきたし、やはりタイトル通り「七つの大罪」の面々が肝だな。

 次回も楽しみだなー。

・繰繰れ!コックリさん
 やっと狸来た!
 イケメンボイスの時は旦那だな。
 ……うん、まぁ、一応来週も見る。
・ガンダムビルドファイターズトライ
 ギャン子なのにギャンじゃない!
 良い音色だけど、R・ジャジャ!
 もうね。あの兄にしてこの妹ありって感じだわ。高飛車で嫌味なところはあるけど憎めないってのも兄のそれを継承してる。セカイ関連や手作りのお弁当など女子力の高さも一役買って憎めない分はより増してるのが良いね。
 前作の兄と担当声優が同じという小ネタまで搭載。お前ら孫一家か。
 正直ヒロインを食う勢いにも思える。

 サザキ妹に全部持っていかれた感はあるけど、今回も面白かった。
 具体的にはマジで流派東方不敗(修業でギアナとか)な次元覇王流とか、セカイが道着姿で懐からガンプラ取り出すとか、ユウマは意外とミーハーとかラルさん35歳とか古典的と評されてるジェットストリームアタックとかR・ジャジャのお伴にライジングガンダムとか旋風竜巻蹴りがどう見てもゴッドスラッシュタイフーンな件とか。

 次回はSD祭りらしいし、號斗丸やら荒鬼やら超楽しみ。

・山賊の娘ローニャ
 ある意味もう一人の主人公が出てきたんだけどな。
 全然盛り上がらない。本当にさっぱり盛り上がらない。

 ワールドトリガーとはまた違った理由で脱落だなー。

@まとめ
 第三回放送の個人的評価。
 BFトライ>Gレコ=七つの大罪=寄生獣>ググコク>(脱落の壁)>ローニャ=ワートリ
 何度も書いてるけど脱落の理由には雲泥の差があるけどね。
 ローニャは、単純に合わなかった。
 ワートリは、単純に出来が悪かった。
 怒りを感じてるのは当然ワートリだよ。
 原作があんなに面白いのに、何やってんのお前? とマジで思うね。まぁあのアニメは同人活動以下のワートリと名のついた別の何かで、取るに足らない駄作であると考えておこう。駄作に対してエネルギー消費できるほど、余裕は無いんでね。
 正直BFトライが盤石すぎて他が霞むなぁ。
 秋アニメはBFトライ以外全滅となっても不思議ではない。

■制作時間>消費時間

 何かを作り、それを消化する。
 これは絵も文も漫画も音楽も映画も料理も、大抵のものがそうだ。創作と消費は必ず相対して存在する。問題は、それにかかる時間のバランスという話だ。そこに一つの壁が存在する。

 まぁもう書いちゃってるが、基本的に制作時間は必ず消費時間より大きくなる。これを覆せるのは言わば巨匠というか名を成す作り手くらいだ。
 言い方を変えるなら、名作と呼ばれる存在だけが時間を超越出来る。

 数年かかったゲームが数十時間で消費され、数年かかった映画が二時間で消費され、数ヶ月分の成果を纏めた漫画が一時間で消費され、数日かかった絵が数瞬で消費される。
 創作と言うのは、練り上げた技、信念、情念、アイディア、要求への解答などなど様々な内在的なものを込めるものだけど、それらをひっくるめてこう言えるかも知れない。
 創作とは、内的時間を圧縮する事に他ならない、と。

 外的時間は誰にも平等だが、内的時間は個人差がある。
 その内的時間の差が厳然と存在する資質の差の一要素かも知れないな。

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