突然だが当然

 夏が消えて秋が来たな、突然に。

 だが予報通りでもある。十月近く、つまり九月下旬あたりから秋の様相を見せると言っていたからなぁ。まさに的中、という訳だ。問題はこの先だ。
 夏がぶり返すのか、早々に冬が来るのか。
 毎度毎度残念だが、どのみち秋は今年も足早に去りそうだな。

■蒸気世界を掘り尽くす

 任天堂のゴールドポイントの一部が今月末で消えるぞ! と警告が来たので、物色していたらスチームワールドディグ2が300円になってたから買った。
 奇しくも前作を買った時と同じ経緯だな。

 サクッとクリアしたが、今回は前作よりも時間かかった。
 それもそのはず。純粋にボリュームアップしているからだ。
 ストーリーは人探しだが、背景の情報も増えており世界観の考察がより進むようになっている。また随所にパロディが増えており、日本語訳もばっちり。

 アクションは前作を踏襲しつつもバランス調整とパワーアップがなされており、不遇だったピッケルにはメリットが増え、ドリル的なものはパワーダウン。
 ただそのドリルの代わり(油圧ブレーカーの蒸気版でパンチを連射するみたいな装備)が少々掘削スピード的に弱すぎて、単に不遇装備が入れ替わっただけ感もある。
 因みに最終的にはほぼずっと飛行可能みたいな状態にも出来るため、全て掘っても難なく戻れるという前作では考えられない真似も可能。

 因みに今作は隠しダンジョンが用意されており、これが本当に苛烈。
 本編じゃ存在感のないテクニックだったダッシュ三角飛びが必須であったり、装備に頼らない純粋なテクニックから装備の特性を十全に活かした行動までが要求される。マリオワンダーのウルトラチャンピオンシップほどではないが、現時点では諦めてる程度には難しい。

 なんにせよ楽しませてもらった。
 既にスチームワールドシリーズは色々出てるけど、ディグ3が出るといいな。

■知恵のかりもの

 中村悠一とよゐこがやってる動画の前後編を見て、更に妹がプレイしているのも見たが……いやー無茶苦茶面白いね。見てるだけでも「俺だったらこうする」だけじゃなくて「そんな手もありなのか」が色んな場面であって、まったく飽きない。

 見た目は「夢をみる島」のリメイクと同じタイプだけど、遊びの系譜的には間違いなくブレワイやティアキンの延長にもいると思う。特に解法の多様性という意味で。
 所謂コピペである「カリモノ」システムと、マグネキャッチやウルトラハンドの系譜に連なる「シンク」というシステムが本当に上手くマッチしてるのよな。

 見ているだけでも楽しいが、これは買っちゃうなぁ。

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