騎士アレックス
影の薄さではダブルゼータさんにも負けない、我らが騎士団長の騎士アレックス。
序盤は封印されててアムロに良い所かっさらわれ、復活したと思ったら玉砕覚悟でシャドウぶち殺すくらいしか活躍らしい活躍がない……と、結構イメージが微妙なお方ですよ。
それでもその格好良さは些かも衰えない。
ダブルゼータさんから時間を置かずにリリースされ、ようやくアルガス騎士団勢揃い。
テンションが上がらないわけが無いので、色々増量で感想文書くよ。
ダブルゼータさんを開ける前に届いてたアレックスさん。ようやく開けられるよ。
という訳で、箱正面。
ダブルゼータさんと同じくカードの立ち姿を模しているものの、パカリなし。
書き下ろしイラストはこんな感じ。
まぁアルガス騎士団を統率する騎士団長だしとてもそれっぽい。
裏は今回人間族で初めてのSDX立体化となったフラウ姫。勿論最終章バージョン。
中身。前回触れるのを完全に忘れてたけど、お馴染みの台座がハブられてる。
もう付属する事はなさそうだなぁ。
因みにそれでも二段ブリスター。1.5段と表現した方が正確か。
ゴリッと動かしてみる。
腰のサイドアーマーがかなり小さいから、足が結構自由に動かせる。
バックパック。こうしてみると、其処彼処に鰭を模したモチーフが多い。
原典のポケ戦では確かにジオン水泳部の面々が活躍していたが、アレックス自体は関係無い。
色といい、モチーフに魚類でも用いられてるんだろうか。まぁカッコいいので万事OK。
バーサルさんと同じくバックパック付けた状態でもマントを装着可能。
モチーフであるNT-1を感じさせる盾。つーか、ほぼまんまだな。
後ろ姿。塗装も綺麗だし、オマケとは思えないね。
カードダスではアムロが優遇されてたけど、まさかフラウ姫が立体化されるとはなぁ。
腕も差し替えることで、導きのハープを奏でる姿を再現。
下半身を差し替えられたら完璧にカードを再現出来たんだけどな。
ギミックとしては盾に剣をしまう事も可能。抜剣シーンも何のその。
アレックス団長といえば、いつまでもネタにされている封印された姿。
SDXでもばっちり再現。思いのほかしっかり作ってある。
最後は騎士団勢揃い。
いやぁ、長かった。けどそれだけに感慨深い。これでジークジオン編は一区切りかな。
■まとめ
総評としては、手堅く纏められた逸品。
これまでのSDXは複雑化と豪奢になる一方で、アクションフィギュアとしての基礎はおざなりになっていたけど、アレックスはその辺が改善されてる。まぁ地味と言えば地味だが。
余計なポロリも無く、干渉するパーツも少ない。これだけ動かしやすいSDXは久しぶり。
それでいて豪華さが消え去ったわけでもない。最近のSDXに感じていた「軽さ」が解消され、確かな存在感を感じる重みが復活。兜や剣のクリアパーツも大きく使われている。
何より、封印状態の完全再現とフラウ姫を立体化という購買層が唸るようなオプションパーツが嬉しい。特にフラウ姫は情報が出された時は吃驚したけど手にしてみると納得の選択。
アルガス騎士団を集めてる人は勿論、初期のSDXが好きな人にもオススメ。