アルガスシャドウ
三人纏めてSDXシリーズの21体目。
アルガスシャドウをようやく開封。ジークジオン編の最終章で出てきた、アルガス騎士団の影が実体化した敵。と言う訳で、三体セット。聖機兵ガンレックス以来の大箱入り。
正直リデコ商法はどうかと思うし、スルーする予定だったんだけど……表裏一体とか二人で一組とかが大好きな性分に勾引され購入。その割に今まで積んでたんだから、やれやれだ。
まぁそれは兎も角、三体セットでしかも比較も出来ちゃう分写真大増量で感想文書くよ。
裏から。ゼータは左右反転してんのに、ダブルゼータはそのままなんだよなぁ。
オリジナルには無い視線ニュー編。その二は悪役目で向かって左を見る。
オリジナルには無い視線ダブルゼータ編。その二は悪役目で向かって右を見る。
全パーツ。アルガス三種の神器は全部未覚醒(闘士ドライセン、騎士バウ、呪術士キュベレイが持っていた状態)で付属など、さり気ないオマケが光る。
反面、武器や盾は全て反転されていない=持たせると完全な鏡合わせに出来ないという致命的な欠点もある。まぁコスト的に厳しかったのかも知れないが、欠点は欠点だな。
お待ちかねの比較。カードでは既に神器を持ってる状態だったけど、ここでは敢えて全員アルガス騎士団編のポーズで比較。カードでは出来ない事だしな!
まずはゼータ。黒が多過ぎて、ちょっと分かり辛いな。
お次ぎはニュー。
赤と金と黒に青いエフェクトで三人の中では一番見栄えする。
ただ、外れを引いたのか俺の家に届いたのは頭のジョイントの内部がぶっ壊れてて、(セロテープや瞬着で無理矢理直したけど)クビが据わらない赤ん坊みたいな状態だった。
最後はダブルゼータ。
武器や盾は左右反転されていないという問題を一番に受けてる。
手持ち武器の構えがかなり厳しい。
全員並べて。
やっぱ見栄えはオリジナルには敵わないな。
その分、シャドウには統一感があるけど。
■まとめ
総評としては、まぁ普通のリデコ。
個人的にハズレを引いたせいもあって、普通のリデコ以下にも思える。顕著なのが、パーツの精度が落ちている部分が多い。アイプリントのズレ、内部ジョイントのネジが明らかに合っていない、塗装の乱れ……などなど。更にオリジナルの駄目な部分(例えば手首がキツ過ぎるとか)もしっかり継承しており、マイナスイメージが強過ぎる。
ゼータのマントを左右反転させてるとか他も左右反転を徹底していれば高評価に転じたかも知れないが、ゼータのマントだけでは逆に手抜きが際立ったとしか言いようが無い。
ダブルゼータのマントはまぁまだしも、飛翔の盾の把手やゼータのシールド接続用のベルト、ダブルハンマーの把手などは反転してないと鏡合わせにならないだろうに。
一応、文句無しに嬉しい点を上げると、視線パーツの大増量。
リデコSDXには付き物だけど、三人全員同じ数だけ追加され、更に各キャラに合わせて表情を一種ずつ変えている所が有り難い。当然、オリジナルに流用可。飾る時の幅が広がるなぁ。
結論、熱心なファン以外は買う必要なし。オリジナルのアルガス騎士団を揃えてるなら、買っても良いかも知れないけど、外れを引いた場合のダメージを覚悟して買った方が良いね。
逆に言えば、精度の良い奴……つまりアタリを引けばかオススメの逸品と書いていたであろうと考えると、店頭で確認出来ないのが残念でならないね。いやはや全く、惜しい。