Arctic cold wave

 寒波襲来とかなんとか。

 東京の田舎の方(23区外)ではまだ雪を見てないけど、他のところでは色々凄いことになってる。まぁ寒いのも当然と言える時期ではあるけど、程度ってもんがあるわな。

■ハイパーインフレーション

 同作者のサンキューピッチ第1巻が今月の4日に発売したので、そのキャンペーンで無料になってたのをぶっ通しで読んでみた。なるほど、TLを賑わすわけだ。
 ゴールデンカムイからサバイバル要素を抜いて、変態要素を高めてバトルに貨幣経済を組み込んだみたいな漫画だったが、同時期にTLを沸かせていたThisコミュニケーションがサバイバルとサスペンス、そしてそのタイトル通りコミュニケーションに特化した内容だっただけに、ある種のシンクロニシティを覚える。

 それは兎も角、勢いがある漫画だった。
 読ませる勢いというのかな、テンポがとにかく早い。
 面白さや好みを吟味するまもなく畳み掛けてくるような感覚、とでも言うのかな。別の表現をするなら「ツッコミが追いつかない」とでも言うか。
 情報の咀嚼時間を読者がコントロールできる媒体で何を言ってるんだ? と思われるかもしれないが、間違いなく実感としてある以上しょうがないよね。

■七草粥

 今年も食べた。
 が、その後普通に餅も食べたので、胃腸を休める意味合いは消し飛んでいる気がするな。まぁ元々験を担ぐというか、おまじないみたいな風習ではあるが……。

 それは兎も角、これで正月気分は終わりだな。

■今更揃い踏み

figmaの纏流子と鬼龍院皐月。キルラキルより。
実に今更
 figmaの纏流子を開封。
 今更ながら鬼龍院皐月と並び立つ。

 なお購入したのはもう記憶にないくらい昔。少なくとも皐月買った後に再販されたものなのは間違いないから、2015年以降なのは確定だが……まぁ正直よく分からんね。

 それは兎も角、もう個別に感想文書く気力もないので簡単に書くと、流石に後発のfigmaに比べると見劣りするね。値段の割にイメージがしっかりしてるとは思うけど。

 まぁでもその辺の感想は正直アクションフィギュアよりスタチューの方が良く感じてきたという感性の変化もあるだろうし、そもそも立体物にそこまで心惹かれなくなってきているのもあるだろう。
 つまり開ける時期を逸したことで、まともな感想文さえも書けなくなってるってわけだ。
 いやはやこれは誤算だったなぁ……。

 やはりこういった感想文は買った直後に消化して、そのまま鋼を鍛えるが如く書かねば意義を失うのだな。後に再評価するにしても一度書いていないとどうにもならんわ。

■スキマモノ第2巻

スキマモノ第2巻の写真。これが最終巻らしいよ。
完結というか打ち切り
 届いた。
 そしてこれが最終巻だと知った。
 マジかよ。

 正直、この漫画には足りないものや合わないものが結構あるな……とは薄々思っていたが、まさか2巻で打ち切られるとはな。そんなのWJだけだと思ってたよ。
 単行本出るだけマシって話もあるが。

 基本的に色々大きい(歪曲表現)女性が出てくる漫画は甘めに評価してるんだけど、今作はちょっとその下駄を履かせても……うん。結構厳しいというか、合わなかったな。

 画力のムラが大きいであるとか、台詞回しを特徴付けようとしてるのか妙にカタカナを混ぜる(「はじまった」を「はじまッた」など)とか、細々と障害になっている。
 その細々とした障害が積み重なり「なんか面白くないな?」みたいな感覚になるね。
 誤解されると困るから、はっきり断じておくけど魅力はあるんだよ。キャラにも設定にもお話にも。ただそれが悉くデバフされている。ナーフと言ってもいい。

 漫画でも小説でも読みやすさとはそれ自体が一つの大きな価値であり、紛れもない技術の上に成り立っているものであるというのを自戒を込めて痛感するよ。
 これほどまでに魅力を減じるんだな……。

 作者の方にはこれを糧として、より雄飛して欲しい。

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