ギャオス[1967]
個人的には予想の斜め上だった1967年版ガメラ。
しかしそっちが出たからには出ない訳が無いし、買わない訳にはいかないよねーって事で「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」から登場のギャオスも購入。
……まぁ、購入したのは発売した頃だから、大体三年前くらい?
写真自体も2012年の二月という約二年前。いやはや、旬を逃したどころの話じゃないなぁ。けどまぁ、ぐだぐだ言ってもしょうがないので、サクッと感想文を公開ですよ。
お次は箱裏。やっぱり直立か飛んでるか、というイメージが強い。
ブリスターはシンプルな一段。裏に袋に入ったスタンドがくっついてます。
お馴染みドアラとの背比べ正面。ドアラよりちょっと小さい。昭和ガメラとほぼ一緒。
待ちに待った超音波メスエフェクト。
当たり前だけど残念ながら、平成ギャオスには流用出来ません。
劇中を再現可能な撃墜された戦闘機。見事にスパッと感が出せる。
スタンド用オプションパーツ。
平成ギャオスでもあった、スタンドと連結するためのパーツ。昭和版は尻尾との間。
このパーツ、個体差かも知れないけどスタンドとの接続が緩くて困った。くるくるまわる。
劇中のワンシーンを再現。
流石に腰の可動と首の可動が足らずに、足に向かって超音波メスは無理。
新旧揃い踏み。
ガメラと違って平成ギャオスの方が明らかに大きい。
こうして見るとデザインの解釈が全然違う事がよく分かる。
■まとめ
総評としては、ちょっと現代的な解釈を加えた昭和ギャオス。
その最たる例は首回り。昭和ギャオスは首の骨が音叉みたいになってて、それを使って超音波メスを出せる代わりに首が回らないというあの時代によくある超理論な設定だったけど、リボルテックでは設定通り首は回らないものの、首回りは原典より若干スマートになってる。
他は概ね劇中通りのイメージ。流石、海洋堂。
ただ、アクションフィギュアとしてみた場合は平成ギャオスには若干劣ってしまうのは否めない。原典のテイストが完全再現されている=可動範囲もまたしかりって事だからなぁ。
昭和版に思い入れがある! という方でないのなら、素直に平成ギャオスを買う事をお勧めします。逆に、生物兵器? 古代文明? 完璧な遺伝子? しゃらくせえ、ギャオスと言ったら「ギャオーって鳴き声だからギャオスだよ!」だろ? というコアな方々は是非買うべき。