ジャック・スケリントン(サンタ版)
2010年11月15日発売という日から、大凡5年という月日を積まれた不遇の中の不遇。クリスマスが来るたびに「やべっ開け忘れた!」と言い続けた積みの中の積み。
ようやく、サンタジャックを開ける日が来たよ。
……クリスマスの気配などみじんも無い、この初夏の最中にな!
最後の最後まで不遇だなぁ。
まぁそんなこちら側の事情は兎も角、サンタジャックは5年前の大晦日に開けたジャック・スケリントンのバリエーション。リデコと言えばリデコだけど、その枠を大きく超えてる。
これを期間限定でもなく受注生産でもない、通常ナンバーに加えてる辺りは流石海洋堂と言う他無し。原作の中盤を再現しているのだからファンにはたまらない仕様だろう。
という訳で、夏の兆しが溢れる中でサンタジャックの感想サクサク書くよ。
まずはパッケージから。
骸骨がサンタの恰好してるってよく考えるとシュールだよな。
でも様になってるのはデザインが優れてるからだろうなぁ。
背比べ。今回はノーマルジャックも。
当たり前だけどノーマルジャックとは帽子分の違いしかない。
ドアラと比べると相変わらず細長いね。
後ろから。こうして見るとリデコといっても結構シルエットが違うのが分かる。
ジオラマなんかも含めると殆ど別物言っても良いかもしれない。
因みに雪だるまさんはプレゼント袋の接続を外さないと設置出来ない。
まぁ設置と言っても、ただ乗せるだけなので離して飾った方が活きるかも。
特段設置面のバランスが良い訳ではないので、殊更にそう感じる。
ジャック本体そのものは、細部こそ違えど基本は同じ。なので、こういう事も簡単に出来る。
まぁ帽子も乗っけて髭に引っ掛けてるだけだから、同じような頭なら似たような事出来る。
ジャックの愛犬で幽霊犬のゼロ。
ノーマルジャックのカボチャを取れば接続可能。
色々剥ぎ取るとこんな事も出来る。
顔は勿論共通規格だから、ノーマルもサンタも色々付け替えられる。
ラストは一緒に飾る方々と子供を取り巻いて。
特にSDXサタンガンダムについてきたジムヘンソンJr.との相性抜群。
■まとめ
総評としては、リデコの域を超えたリデコ。
単体でも十分なクオリティを持つが、通常版ジャックを持ってるとより一層楽しめる。
サンタ帽と本体の色味が若干違うのは気になるが、そんなのは些細な事。原作ファンは勿論、通常版ジャックを持ってる人には特にお勧め。プレイバリューが広がる事間違い無し。
特に顔のバリエーションと愛犬ゼロの存在が大きい。
あと手のバリエーションが増えるのも嬉しいね。
兎に角動かしたい人には向かないけどそれ以外の方にはオススメ。