WBSB 13th lap

■Caption

 元は2日分のラクガキ。
 元が22分。ブラッシュアップに280分。合計で302分。
 総レイヤー数は18枚。半分は影や食べ物。
 前回より60分の時間短縮。やれば出来るもんだ! と言いたいところだが、実際は少々苦々しい敗北感がある。「出来た!」と言うよりも「出来た事にするか……」という感じだ。
 本意では無いというか、手の入れ方がわからなくなってる。
 やはりフェチをもっと持つという解決策を早急に施すべきだな。
 筋肉に対する偏執などが手っ取り早いかもしれない。実際、腹筋はもっと手を入れたかった。しかし腹筋だけがっつり描くと確実に浮く。やはり人体そのものに習熟するしか無い。
 あとこの停滞感は、シチュエーションがコンクリート打放の室内を想定して、劇的な光を用いていないというのもあるだろう。むしろそっちの方が普通なのだから、普通が描けないという凄まじい弱点を見つけたとも言える。これは背景が描けないという問題にも関連しているが、とどのつまり「空間」が描けていないということだろう。ただただ練習不足。

 絵そのものとしては、何か色々足りない。
 スランプというか、全然満足できない。満足を見出すポイントが無い。
 これまで無かったのに「嫌気が差す」という現象が生じて、危機感を覚えた。

 次回は、質の向上と時間の短縮も勿論だが、一定の満足に比重を置きたい。

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