サリー&マイク
世に名を轟かすピクサー四本目の長編アニメ「モンスターズ・インク」から、主役のサリーとマイク登場。まぁ発売自体は三年前で今日までずっと積んでいたと言うアレだけど。
特撮リボルテックでは同じピクサー作の「トイ・ストーリー」からウッディとバズが出ていて、ネット界隈ではウッディの人気が(色んな意味で)高いが、敢えてこっちを購入。
何故か? まぁ捻くれ者だからというのもあるけど、それ以上に俺はこういう2人組に弱いからだ。例えばのび太とドラえもん。例えばジャイアンとスネ夫。例えばアイギスとメティス。例えばKOS-MOSとT-elos。最初から一緒になってるとか、そりゃ買うよってな。
その割には随分長く積んでたなとは自分でも思うけど。
まぁ、それは兎も角サクッと感想文書いて行くよ。
ドアラと並べて。マイクは兎も角サリーもドアラより小さいとはな。
今度は後ろから。
あんまり印象無いけどサリーの尻尾もリボルバージョイント入りだからばっちり動く。
ゴリッと動かす。
上半身はまぁまぁ動くけど、下半身はちょっとなぁ……。
最大のギミック、視線変更。
顔をスプラッタ吃驚の外し方をしてピンで調整。
こんな感じになる。
ぶっちゃけピンが長過ぎて極端な角度にすると内部で干渉、ハマらないか斜視になる。
口を開いた顔に交換。
脅かしていると言うより驚いてる方に見えるのは、まぁサリーのイメージ故かな。
勿論、こっちのも視線変更可能。
そして勿論、欠点も同じ。
正直、こっちの顔は真下を向かせたいのでピンをニッパーで少しカットした。
それだけでもかなり動かし易くなるのでオススメ。
一応もう一人の主役だけどボリューム的にオマケ感が半端じゃないマイク。
足は付け根と足首にジョイントがあるのに、腕は付け根のみ。
手首か肘にジョイントが欲しかった所だなぁ。
マイクも勿論視線変更可能。
サリーよりもスプラッタ度は上だな。
ぶっちゃけ、サリー程印象は変わらない。
動かせる幅が少な過ぎると言うのが最大の問題だな。
裏返すと、それぞれサリー用とマイク用になってるのが分かる。
因みに穴が増設されてる方がマイク用。
■まとめ
総評としては、ジャック・スケリントンなんかと同じく「動かす」というよりも「飾る」方に重点の置かれたフィギュア。サリーにびっしり入ってる毛のモールドからもよく分かる。
それはまぁいいんだが、正直ギミック不足という感覚が強い。
特にマイクの方な。可動範囲も微妙、表情も一種、視線変更も範囲狭いなど、商品名の片側を担っている割にはオマケ感が強過ぎる。サリーに合わせて驚いた表情があればなぁ。
完成度としては見る分には十分。
モンスターズ・インクのサリーとマイクが好きなら、買って損は無い。サリーの表情や視線変更などを考えるとディスプレイに凝りたい人なんかにもオススメ。良い仕事してくれる。
反面、アクションフィギュアが欲しいならばあまりオススメはしないなぁ。