薄い日常風景
ほぼゲームのことしか書いてないぞ。
雑記というか、ゲームプレイ記になってる……というのは以前も書いた記憶があるが、最近は特に顕著だな。この際開き直ってゲームプレイ記録にしちゃうか?
そうすると今度はゲームのトピックがない週は書くことなくなりそうだが。
今年いっぱいは今の雑記形式を続けるとしても、来年から少し変えるかな。
■一つのグランドフィナーレ
ずっと見ていた「桜井政博のゲーム作るには」が一つの終わりを迎えた。
明日から使えるライフハック的なものから、一生効くであろう心構えまでカバーし「ゲーム作るには」というタイトルとは裏腹に実に応用に富む動画の数々……本当にお疲れ様でした。
最終回スペシャル見てて、盲点だったなぁと感心したのは「動画に写ってるのは全て二年前の桜井氏」ということ。ミステリの叙述トリックに掛かった感覚だよ。
考えてみれば、同じカテゴリで常に同じ服装で揃えている上に、容姿の変化(髪の伸び方とか)が少ないことで気付いても良かったなぁ。先入観とは恐ろしいものよ。
そして最も驚いたのは、掛かったお金。
なんと、約9000万円。
とんでもない額だが、動画の数とその編集内容を考えると、妥当と思える。
まぁ氏の手がける規模のゲーム一本作るより安いらしいが。
これで収益化していればそこまでビックリはしなかったけど、知っての通り氏のチャンネルは収益化してない。つまり9000万まるまる赤字というワケだ。
というか、これ外注費だけで氏の稼働を考えるともっと行ってるよね。赤字の額を倍ぐらいに見積もっても「そりゃそうなるだろうな」というレベルだよ。
だが、これは赤字と考えるのは早計だ。
あのチャンネルの存在意義からすれば、リターンは目に見えにくいゲーム業界全体の底上げなのだから、動画内でも仰ってるが「寄付」に近いものだ。
そこにはお金以上の価値があろう。
むしろ9000万円で波及するプラスの効果としては最大規模のものだと思える。
改めて、お疲れ様でした。新作楽しみです。
■放浪者の剣
毎度お馴染み、任天堂からゴールドポイントが少し消えるよ! と言われたのでセール品漁ってたらソードオブザバークラントというゲームが70%オフで300円くらいになってたので買ってみた。
最初は操作感のイマイチさに失敗したかと思っていたけど、あれよあれよと全難度(ノーマル・ハード・ベテラン・ルナティック)で周回プレイしてしまった。
ゲーム内容的には当人たちはメトロイドヴァニアとタグ付けしてるけど、内容的にはオーディンスフィアと朧村正を合成して悪魔城風味に仕立てた感じ。
特徴はなんと言っても主人公が痴女ドラゴンズクラウンのソーサレスとアマゾン合成して、オーディンスフィアと朧村正の中間的なディフォルメにしました! ってところ。
フェチが詰まりすぎている。
まぁそもそも出てくるNPCもかなり誇張したディフォルメがされていて、実にヴァニラに影響受けてますねという絵作り。背景や食べ物も同様。流石、公言してるだけある。
残念なのは、影響受けるのは良いがあまりにもヴァニラ味が強すぎて圧倒的に見劣りするのが目立ってしまうところ。ビジュアルでは特にスチルの質がイマイチ。
キャラデザもフェチは詰まっているが、悪く言えばそれだけだ。
ストーリーは、翻訳の都合上結構引っかかる部分が多い。そもそもタイトルからしてVAGRANTをバークラントは違うだろう。ベイグラントかヴェイグラントなら分かるが……。
翻訳の問題を度外視したとしても、特段ストーリーで良い部分はない。寧ろアクションゲームとしてはマイナスという感覚が強い。爽快感なしのストレスばかりだし。
一応、バッドエンドを含めエンディングが豊富なんだけど……バッドエンド見るのに特定のボスに負ける必要が多い上、スチルの質もあってイマイチだな。
肝心のアクションも出来ることが多いように見えて、実はそうでもないというのが残念。特に防御行動の少なさが顕著。回避のみってのは流石にどうかと思うよ。
確かにあの露出度でガードは無理でしょとは思わんでもないが、ガントレット着けてんだから弾き的なものは欲しかったなぁ。あと空中受け身とかも。
あと純粋にレスポンスなどの手触りが良くない。悪くもないが、アクションゲームで一番大事な部分が可もなく不可もなくってのは実質欠点だわな。
他にも作り込みが足りない部分は沢山ある。カーソルがループしないとか、装備をまとめて処分できないとか。その辺はいかにもインディって感じはする。
などなど、不満をぶちぶち並べたがアクションゲームとして普通に楽しめるのは間違いない。稼ぎプレイなどもあるしキャラを強くする面白さがある。
スイッチではセールで300円だったが、本家Steamだとゲーム本体だけならセール時には100円未満で買えたりするからWindowsでSteamユーザーなら軽い気持ちでやれると思う。
作ってるところが中国のインディメーカーだから、忌避感が無ければ……だが。
もちろんスイッチでも良いけど、PS4あるならコンソール版はそっちの方が良いかもね。些細な差ではあるがSteamに実績があるように、PS4ではトロフィーあるし。
なお、Steamでは「The Vagrant」ってタイトルだから検索時には要注意。
そもそもコンソール版とPC版は細かな違いが結構あるから事前調査がおすすめ。
■アナデン外典第二話
楽しみにしていた分、即座に開始。そしてクリア。隠しボスの簡易版みたいなやつも倒し、運命の出逢いで今回の新キャラも仲間に加え、順風満帆。まぁ有り体に言えば色々とラッキーだったね。
隠しボスは毎回難度Masterでやってるから、それ用のパーティがこの前覚醒したASセスタと竹馬の友コンビに異時層剣客の普賢トリオの組み合わせだった上に偶々相手の弱点が斬撃で、それ以外で攻撃すると相手のギミックが起動するというタイプだったため、割と普通に倒せた。
新キャラに関しては純然たる運。
星導覚醒してないパターンだから完全無欠の大当たりというわけではないが、覚醒ゲージは1蓄積されてるわけだし、居ると居ないとでは雲泥の差よ。
次回はどうやらルーツは西方にあるっぽい有翼人が出てきてるし、さり気なく古代以外ではほぼ情報がなかった西方のネタが挟まってきそうな予感がするね。楽しみ楽しみ。