August’s end & Typhoon
台風で凄い事になっていた。
台風が過ぎるごとに涼しくなっていくかと思いきや、そうでもないのが今年の残暑の酷さを暗示しているね。まぁ夜なんかは結構涼しくなってきたとは思うけど。
八月も残り丸三日だし、九月になったらサクッと秋めいて欲しい。
……が、今の感じだと、昼は普通に暑いままなんだろうなぁ。
■大化の改新の一撃
日記にも書いたが、妹の影響でレキシを聞いている。
その中でもお気に入りなのが、「KMTR645」。キュウソネコカミと一緒にやってる曲だ。
本当に耳に残る。キュっキュっキューキュっキュキュっキューとかマジ残る。
5thアルバムの「Vキシ」に収録されているそうだが、この曲だけ買っちゃおうかな。
■地獄を歩く
「AGONY」というゲームが気になる。
サバイバルホラーというジャンルにはあまり縁が無いのだが、ゴア表現も相まってディアブロ2の地獄を彷彿とさせる景観、とても気になる。ゲーム的には憑依という能力を使って地獄から脱出する(?)のが目的のようだが……バイオハザードなのか、エイリアンアイソレーションなのかはイマイチはっきりしない。プレイデモの方を見る限り、後者の印象が強い。
ポーランドの新設スタジオ「Madmind Studio」の第一弾らしいが、「Witcher 3」や「The Division」、「Alien Rage」などを作ったスタッフが複数在籍しているそうだ。
どうもその経歴を見ていると、シューター(しかもFPS)に偏っているように見えるが、AAAタイトルの二つはTPなんだよな。しかしゲーム画面をみると今作はFPっぽいし……。そういう意味でもエイリアンアイソレーションを思い出すのだが、まぁビジュアルという意味だけでなら、SFっぽさは皆無。ファンタジーといえばファンタジーだが、コズミックホラーっぽさもある。
伝わる人が限定されるが、マジックザギャザリングに出てくるファイレクシアの機械部分を血肉に変えたような感覚というかなんというか……簡単に表現するなら普通に地獄だが。
こういうタイプのゲームは普段あまり刺さらないのだが、今回ぶっ刺さったのはやはり何よりそのビジュアルだろうなぁ。グロいだけじゃなく、エロい。ギーガー的なエロさ。
お前、おっぱい付いてりゃ何でもいいのか? と言われそうだが、おっぱいだからと言うよりも、こういう異形や異物に人体の曲線がくっついてるからいいんだよね。
醜の中の美というか、そう言うのがデカいフックになってる。
美しいなら美しいだけ。というのも別に嫌いじゃ無いし寧ろ好きだけど、それに相反するようにグロテスクなものに美しいものが混ざってるのも凄い刺さる。超深く刺さる。
何でそんなに刺さるようになったかと言えば、おそらくBOF3のミリア、FF7のジェノバ、スピーシーズのシル、攻殻機動隊で戦車と戦ってボロボロになった少佐、封神演義の半妖女キャラ達(初期王貴人の半妖態とか妲己が腸咥えてるシーンとか)などなど、思春期に摂取したのにそういうのが多かったからだと思うんだよね。
初めて人体と異形の組み合わせで美しいと思ったのを自覚したのは、教科書か参考書で見たルネ・ラリックの「蜻蛉の精」だ。ググればすぐ出てくるから、一見をお勧めする。
閑話休題。
ゲームそのものは(対応ハード持ってないし)Steamで入手したいところだが、現時点では日本語サポート無し、Mac対応も無し。2017年発売だから、近くなったら対応するという希望に縋っているが、正直それも九割は無いなと思っている。故に、最悪でもアートワークは出して欲しいな。新設スタジオの一発目に無茶な事言ってるとは思うけど、是非出して欲しい。
来年になったら、向こうの密林でAGONY ARTWORKで検索かけるのが日課になりそうだ。