夏と梅雨の狭間で

　狭間というか梅雨は夏ですって言われたら、それまでよ。

　暑い！！！　というほど暑くもないが、半端に暑く、半端に蒸している。
　東京ではまだ梅雨入りしてないし、何だか遅れてるらしいが……いやはや散々書いてる日本の亜熱帯化は本当に差し迫ってる感じするよなぁ。今はまだ風は涼しいがどうなるやら。
　まぁ、熱波で50度超えたとか言ってたインドに比べればマシか……。やれやれだぜ。

■虚時層後編

　お金かけて本気でやってる唯一のスマートフォンゲーム「アナザーエデン」だが、この度遂に第三部の後編が配信された。ノデ、正直雑記など書いてる場合ではない。

　今週の雑記はお休みです！　と、しても良かったが……まぁ週一の雑記更新も日々消えていく思考を僅かでも残すのに役立ってるから、蔑ろにするのもな……という葛藤があったので、取り敢えずアナデンで尺稼いで他諸々は淡々と書き散らそうかなという算段だ。

　脳のリソースを使ってる時間的にもそれが妥当だろう。一番多く使ってるのは間違いなくアナデンだしな！！！

　閑話休題。

　肝心の第三部後編だが、現在ストーリーをクリアして隠し要素を探してワールドマップを練り歩いてる。このゲームで一番好きなところは探索してる時だから、楽しくてしょうがない。

　全体としては、今回は虚時層の未来編とでもいうかな。未来なのに、あんま未来っぽくないのはそもそも時間帝国そのものが未来っぽいから、イメージをズラした感があるね。
　このサイト見てる人にアナデンやってる人は居ないだろうからネタバレしてもいいんだが……流石にアレなのでボカしつつ書くと、物語は結局起承転結の転で終わってる感じ。
　肩透かし感は否めないが、生放送での言動から予想は出来たね。

　物語としては、舞台が虚時層の未来だから前編、中編よりも「時空を超えた冒険」をしてる感じが凄く良く出てる。物語の途中までは本当に楽しかった。終盤に物語の都合上、掌で転がされてる感（＝ご都合主義っぽさ）が拭えなかったのは残念だけどね。
　反面、NPCを含めたキャラのセリフは端々に開発側の哲学や世界観の裏側があって面白いし、特に赤い隕石に関する話が多くて考察しがいがあるのもいいね。赤い流星が見ている夢であるとか、メインストーリーでも冥き黎明というゼノギアス履修者には見逃せないワードが出てきたし、実に良い。
　というか、虚時層編全般に言えることだけど、元々あったクロノシリーズのオマージュにゼノギアスのテイストを大量に追加しました！　みたいな状態だから、あのゲームに脳を焼かれた身としては歓喜に打ち震えちゃうぜ。
　ギルバデスはどう見てもヴェルトール、ヴェルトール・イド、ゼノギアス（あるいはその前身のゼノギアス・イドとでもいうべき状態）をまとめてオマージュしました！　って存在だしね。

　システム面としては、最新コンテンツゆえの細々としたバグはある。
　致命的なものには当たってないし、そんなに目立つものでもないけど。
　一例を挙げると、とあるマップでギミック解いたら、その結果として「起きる猫」とその前に存在していた「寝てる猫」が同時に出現して分裂してるみたいになっちゃったりとか。まぁこれは次元の狭間を経由することで解消されたけど。
　あとはNPCのセリフで謎の鉤括弧開きだけがある、とかね。
　それに俺が当たっていないだけで、進行不能のAバグに近いものもあったらしいし……とは言え、正直メーカーを責める気にもなれない。他のゲームにも言えることだけど後からどんどん肥大化する運営タイプのゲームは完全なデバッグは不可能だからなぁ。
　理想は当然バグの一切存在しない状態でのリリースだろうけど、それには無限の時間が必要になるよ。今のゲームの規模では特にね。つってもな！　進行不能は勘弁して欲しい！！

　総評して、時間が足りないレベルで楽しんでる。
　まだまだ隠しの匂わせが濃いから、6月いっぱいは楽しめそうだ。

■KFC

　海外（カーライルグループ）に買収されるとか使いやすかったアプリをクソみたいなものにリニューアルするとか、個人的にマイナス要素の多いKFCだが、久しぶりに食べた。
　うん、まぁ相変わらず。
　ただ今の味と値段を維持出来るのか？　という疑惑は拭えない。先述した買収の問題で、原材料の調達ルート変わるんじゃないの？　と見てるのもあるし、大株主が代わる度に本来の味を失っていったアメリカの同じ轍を踏まないとは言い切れないと思ってるからだ。

　そもそもオペレーションが雑になってたり、産地の表記が空白になってたりとクオリティ維持の面でなんだかキナ臭いから、正直自発的に来店しよう！　とは思えなくなっているな。
　まぁ外食なんだから、利用しなければいい話だが。