2016年まとめ
まさか去年より内容薄くなるとは思わなかったな。
No imageのアイキャッチ画像が相変わらず涙を誘う。そのうち捏造されるとは思うが去年分もまだNo imageだからなぁ……。いやはや、まったく。まるで自分が信じられないね。
まぁ予定としては2016年ラクガキブラッシュアップのベスト5がアイキャッチになるよ。
時期については未定。少なくとも半年は先だと思うけど。
なんにせよ今年もごろ寝の一年だった。
今年も、と言うか今年はより停滞が顕著だったね。成果らしい成果は何も無い。ただ惰性で雑記を書いていただけだ。一応カクヨムに挑んだりもしてたけどすぐ削除しちゃったし。
来年こそはちゃんと雌伏出来るといいね。
水面下でも手堅く動くことを覚えねばな。
そんなこんなで、2016年のまとめサクッと書くよ。
■ラクガキまとめ
いつ、捏造されるのかは、来年のお楽しみ。(白目)
■アクセスまとめ
例年通りなら、年明けにJetpackからWordPress内部での情報が出てくる。けどまぁ去年との比較はG穴の方がやりやすいのは周知の事実。なので今年もサクッと去年とのアクセス比較。
・総アクセス比較
傾向自体は去年と全く同じ。
セッション数やユーザー数、新規セッション率などが上がって、平均セッション時間や直帰率などが悪化している。
大きな違いは、良化も悪化も幅が狭いこと。わかりやすい例としてはユーザー数。去年と一昨年なんて460%近い上がり幅だったのに、今年と去年では約68%プラス。まぁ約68%って数字も別に低いわけじゃ無いし、去年が異常だったと考えるべきかな。
実数で考えてみれば今年のユーザー数は5573。去年は3315。一昨年は592。
上がり幅が異常だったというだけで、今年のユーザー数が一番多いことに変わりはない。有り体に言えば右肩上がりだ。
これは結局去年起こった「検索流入による一見さんの増加」という流れが、今もまだ緩やかに続いているということだろう。詳しくは後述するけど、正直あまり良いことではない。
原因は去年と変わらないだろう。
つまりは「感想文」だ。
別に感想文がアクセスを稼ぐのは構わない。問題はその比率が大きく悪化しているということだろう。去年はアクセスの六割は感想文かなと書いていたが、今年は七割〜八割。下手したら九割を感想文が担っている。コンテンツ比較の項目で詳しく書くが、これは大問題だ。何せ、今年は感想文を殆ど書いてないのだから。
現状、過去の感想文アーカイヴだけが読まれているサイト。
マズイね。非常にマズイ。
・OS比較
去年IEの牙城が崩れ去ったと思ったら、今年はWindowsの牙城が崩れ去った。しかも一気に三位まで落ちた。
これが何を意味するかはもう語るまでも無いことだが、去年顕著だったモバイル移行が未だに進んでいるということだ。何せ、iOSとAndroidだけで六割を超えている。躍進した去年でさえ五割に届かなかったのに。
そしてWindowsひいてはMicrosoftがモバイルの潮流に(少なくとも日本では)乗り損ねているということだろう。それでも三位に入っているのは流石だと思うが、Windowsに限っては悲しいことに比率だけでなく絶対数も減っているのが凋落を色濃く見せる。他のOSは全て倍増から微増で少なくとも減ってはいないのに、Windowsだけが実数を減らしているのだから、顕著に出てる。
海外やビジネスシーンではまた違うのだろうが、日本の個人所有という意味ではもはや一強どころか、一人負けを喫していると言っても過言ではなさそうだなぁ。
盛者必衰という世の理を痛感するね。
まぁさっきも書いたが、衰えても三位なのだから凄いと思うけど。
因みに数を増やしてるのは変わり種のWiiや3DS、PSPVITA、PS3のゲーム機勢も微増してる。まぁ、他の勢力に比べれば微々たるものだが。まだしっかり存在してるのはビックリ。
バージョンを加味すると、面白いことに最も数を増やしているのと最も数を減らしているのが両方ともWindowsだった。因みに増えたのは10で減ったのは7。その数も約420ということで、おそらく7から10に乗り換えたユーザーが多かったのだろうと考察できる。まぁそれでもまだWindos7が圧倒的に多いのだけど。余談だが不人気の8は更に数を減らして10以下になってた。
・ブラウザ比較
いやぁ……これは、うん。凄いな。
モバイルの潮流によってブラウザ戦争が凄まじい勢いで終息しつつあるということかね。まさかSafariとChromeで七割を超えるとは思わなかった。下手したら来年は八割に届きそうだ。去年の覇者Chromeが順位をキープこそしているけどSafariが肉薄してる。
両者実数では倍増に近い増え方をしてるし、現状ブラウザ戦争はこの二強が争ってる感じかな。
その中で三位につけてるIEは実数でも比率でも数を減らし、去年より一層存在感が薄くなってる。これは多分Windows10が増えてきたということでもあるんだろうね。その証拠にMSが次世代ブラウザとして投入してきたEdgeが地味に増えてる。まぁ本当に地味で、木っ端のようなものだが。
さりげなくFirefoxも数を減らしてる。やはりモバイル機にプレインストールされているブラウザに比べると厳しいのかも知れないなぁ。以前はタブブラウザで結構軽いという優位性があったけど、今ではタブ機能は当たり前だし挙動の軽さではChromeがその名をほしいままにしてるし。地味にIEより余程辛い立ち位置にいるのかも知れない。特に、今はPCを持たない人も増えてきてるそうだし、PCブラウザを念頭に作られているFirefoxにとっては不利な状況ばかりが追加されているように見えるね。
もう一つの見所は、大きく数を減らしたOpera。そう、中国企業に買収されたことで一時ニュースになったブラウザだ。その影響か131から30に減るという凄まじい落ち方をしてる。
その後、完全買収は出来なくなったとか、コンシューマー事業のみ買収するとかニュースになっていたが、潮が引くように数を減らしているのは、「中国企業に買収」というのが如何にマイナスイメージを持たれているかよく分かる。まぁ大手ブラウザにマルウェア仕込んじゃうような国だからね。そりゃイメージは悪化するよ。
一強だったならいざ知らず、そもそも知る人ぞ知るブラウザだったのに、そういうイメージを少しでも負ってしまってはな……。白紙に墨を一滴でも垂らせばどう見える? って話だ。
その他のトピックとしては、YaBrowserなどが姿を消した代わりに、モジラの総合アプリSeaMonkeyや中国のネット検閲を迂回出来るために中国で大人気らしいMaxthon、そしてベトナムでシェア第二位というCoc Cocなど、新しいブラウザが現れてることかな。
主流が上で勢力争いをしている草の根で新しいブラウザはまだまだ世に出てるらしい。ただ、上にあげたMaxthonとCoc CocがChromiumの影響下にあると考えると、ある意味で一人勝ちしているのはChromiumの大元であるChromeのようにも見えるね。
・解像度比較
世はまさにモバイル時代。
それが色濃く出てるなぁ。
トップ3全部モバイルだよ。一位を掻っ攫ったのはXperiaZ5などが採用しているサイズ。二位はiPhone6、6Sが採用してるサイズ。三位はiPhone5シリーズ、SEが採用してるサイズ。こうして見ると、ブラウザやOS結果は当然だと思えるね。一位はAndroid勢のサイズだし、二位三位はiOSのサイズ。それはつまり、ChromeとSafariということでもある。
いやはや、まったく。二強とはこういうことを言うのかね。
四位になってようやく1980*1080というフルHDサイズ。これは主流のサイズだから、本来このサイズが一位になってもなんらおかしくないんだけど……やっぱモバイルが物凄く強いってことだろうなぁ。
因みに、端末情報を加味すると、最も多いのはiPhone6か6S。次はiPhone5シリーズ。三位がGoogleNexus5。四位がiPad。五位はiPhone6か7のplus。六位は情報無し。七位から十位までずらっとXperiaZシリーズが並んでいた。XperiaZで一番多かったのはZ3Compact。こうして見ると、日本ではiPhoneが本当に強いんだなぁというのがよくわかる。
モバイル時代と言ったけど、我が家にも共用タブレットが導入されたりと、モバイルファーストの流れはこれからどうなるんだろうなぁ。ウェアラブル端末の登場から普及を考えると、ウェブページも二極化していく可能性があるようにも思う。
ウェブはデスクトップで見るものという認識は時代遅れになって結構経つが、大きな画面で見る必要のある情報は変わらず存在するというのも事実。さてはてどう変わるかな。
このサイトの今後も、その環境とは無関係ではいられないだろうなぁ。
・コンテンツ比較
トップページ一強が崩れ去って驚いていた去年が懐かしい。今や感想文に押しのけられ、辛うじて五位という感じだ。実数にして300ほど減ってるし、このまま行けばトップ10に残るのも難しいかも知れないな。
何故こうなっているかというと、原因は感想文の一見さんが増大しているから。冒頭で少し触れたけど、アクセスのほとんどを感想文が稼いでおり、サイト内の回遊がほとんど行われていないということだ。まぁしかしそれは去年も同じだった。
本当の問題は、上位陣には2016年に公開した記事は一つもないこと。古かろうがなんだろうが、感想文のアクセス数は大して落ちないどころか増す方が多いという事実だ。これはもう本当にどうしようもないね。やはり一緒にするべきではなかったのだな、感想文と他のコンテンツは。
因みに一位の「ハルカナルトキノカナタヘ」の感想文はトップページ以外では初の二年連続一位というコンテンツとしては初めて防衛に成功したチャンピオンとも言える。閲覧回数だけでも去年の倍を超えてるとか、もうね。まぁ、検索流入では歌詞を知りたい人が多いようだったから、本当に俺の感想を読んでいる人はそんなに居ないと思うけどね。悲しいね。
二位の「ひきだしにテラリウム」の感想文は今年最も飛躍した感想文になった。閲覧回数が1000を超えてるのは一位と二位だけで、「ハルカナルトキノカナタヘ」が即ブラウザバック食らってる確率を考えると、実際に読まれている数は「ひきだしにテラリウム」の感想文の方が上なんじゃないかなとさえ思う。来年には追い抜く可能性も十分にあるね。
三位の「三代目頑駄無大将軍」の感想文は堅実に数を伸ばしたという印象。去年も事実上の三位だったから、ある意味では順位をキープという凄いことになってる。
四位の「イレギュラーハンターX」の感想文は今年飛躍した感想文の次点に位置してる。伸び幅は大きいが、最大の検索ワードが「イレギュラーハンターX2」という切なさもセット。
五位はトップページ。特に書くとはない。
六位は「竜のかわいい七つの子」の感想文。ダンジョン飯で注目の作家である九井諒子の作品だけあって、なかなかの伸び幅。去年の三倍は見られてるが上が化け物すぎた。
七位は「竜の学校は山の上」の感想文。九井諒子が注目されてて嬉しい限り。この商業デビュー漫画は去年実質四位で閲覧数も少しは増えてるのにこの位置。他が増えすぎだ。
八位は「ボトルネック」の感想文。小説感想文としては唯一のトップ10入り。普段の印象では「クドリャフカの順番」の感想文が読まれてる印象だっただけに、少々意外だった。
九位は「ファイナルフォーミュラー」の感想文。去年と同じ順位だけど、前回はリファラスパムの存在で実質八位に入ってたので実はダウンしてる。閲覧数自体は増えてるのにね。
十位は「聖機兵ガンレックス」の感想文。これは閲覧数も順位も明確に落ちてる珍しい例。やっぱSDX自体が斜陽なのか? その割にはまだ細々と新アイテムが出ているが。
因みに感想文以外のコンテンツで最も上位にいるのは十七位の「世界堂いい加減にしろ」という雑記。これもリキテックスのマーカーについて少し触れているのが検索で引っかかるらしく、その経由でアクセスされているらしい。以前言ってたように「これぞWebのノイズだ」と言わんばかりの記事。本当にさっさと消したくなる。
メインコンテンツと謳っているPortfolioは88位。次にアクセスされたイラスト系の記事は「WB-RKGK 2014」で114位。メwwwwイwwwwンwwwwと草を生やしたくなる位置だな。
・経由比較
まぁ予想通り。
相変わらずGoogle先生が鬼のような数を叩き出している。4195で全体の約63%。これこそ一強だね。二位がYahooで1298だからトリプルスコアどころかもう少しでクアドラプルスコア? これは余程のことがない限り覆ることはなさそうだな……。今年の二位が去年の一位のスコアに届かないんだもんなぁ。まさに驚異的。
順位こそトップ3は去年と全く同じだが、その比率が酷いことになってるなぁ。
リファラスパムが激減してるのはいいことだが、その結果に見えたのはGoogleという巨人の姿のみ。
Webの使い方が個人サイトが隆盛していた時代と変わったのは周知の事実だが、ここまでGoogleへの依存が強いと少々怖くなってくるね。GoogleがないWebは今ではもう考えられないもんな。
四位以下はどんぐりの背比べだが、一応四位に着けている「t.co」というのはTwitterのこと。量がガッツリ減って、存在感が限りなく薄くなってしまってるあたり、Twitterの使用状況を物語るね。ほとんど胎界主の感想しかつぶやいていないのだから、まぁこうなるわな。
なお、個人サイトからの流入に至っては秋月さんの「奈落3丁目」のみ。
繋がりはここまで減ってしまったよ。寂しい限りだね。
・まとめ
一見さんが増えている流れがまだ続いてる。
モバイルの攻勢も強く、アクセスの比率は既にモバイルが六割を超えている。
感想文がアクセスの筆頭であり、それ以外はほぼ見られていない。
これらの事象は全て連続している。
始まりはこのサイトに感想文を置いたことだ。結果、SEOプラグインが感想文を強力にバックアップし、検索サイトで記事が表示される機会が増える。そうなると、人が流入しては去りを繰り返して一見さんの増加する流れが完成だ。
情報を探す人は移動中、あるいは暇潰しの方が多いのだろう。故にモバイルでのアクセスも増加する。そのサイクルは例え新しい記事を書かずとも回り続ける。
今のサイトは過去の感想文でアクセス数だけが空転しているような状況だ。
このままでは駄目になるのはわかりきってる。
やはり感想文と他のコンテンツを分割せねばな。
■さよなら2016年
という訳で、2016年の更新は名目上今日が最後。
名目上と断ったのは、恒例になりつつあるRKGKスレイは過去に遡って公開するため。要は日付的に新しい記事は増えませんよーという事。果たしてどれだけ殺せるかな?
次回更新は例年通り年が明けて三が日が過ぎた頃。具体的には2017/01/04。
例年通り、サイトでは基本的にノーリアクション。Twitterも多分ノーリアクション。例外は著しいサイトの不具合とかが起きた場合。理由は極めて個人的な惰性というやつ。
何はともあれ、本年もお世話になりました。みなさん良い年をお迎えください。