2015年まとめ

 今年も内容が薄いが気にしちゃ負けだ。

 No imageのアイキャッチ画像が涙を誘うが、そのうち捏造されて2015年ラクガキベスト5がアイキャッチになるよ。多分。一ヶ月後……いや、半年後とかに。……もしかしたら一年後かも。

 なんにせよ今年も雌伏の一年だったね。雌伏っていうか、ごろ寝と言った方が正しいのはまぁ自分でも気付いてる。来年こそは雄飛の年に……と言えるのは本当に雌伏したものだけだ。
 なので、来年はちゃんと雌伏出来るといいね……と、しておこう。

 まぁそれは兎も角、2015年のまとめサクッと書くよ。

■ラクガキまとめ

 いつ、捏造されるのかは、来年のお楽しみ。(白目)

■アクセスまとめ

 例年通りなら、年明けにJetpackからWordPress内部での情報が出てくる。けどまぁ去年との比較はG穴の方がやりやすいのは周知の事実。なので今年もサクッと去年とのアクセス比較。
 

・総アクセス比較

本年も閲覧ありがとうございました。
本年も閲覧ありがとうございました。
 傾向的には去年と一緒。
 直帰率の悪化と新規セッション率の異常な上がり幅も相変わらず。まぁ異常な上がり幅なのはセッション、ユーザー数、ページビュー数の方が上を行ってるのが去年との違いかな。実際意味不明だよな。セッションが200%オーバー、ユーザー数が400%オーバー、ページビュー数が150%オーバー。実数だとセッション、ユーザー数、ページビュー数がそれぞれ4000、3000、6000越えてる訳だが、どうなってんだこれ。
 G穴では初めて見たぞそんな数字。
 反面、悪化してるのは更に悪化してるんだよな。ページ/セッション、平均セッション、直帰率の三つは去年もかなり悪かったんだけど、その去年より更に悪化してるからね。
 やれやれ。

 まぁ何が原因かは分かり切ってる。
 ここから先も頻繁に出てくるが、「感想文」だ。

 多分、数字の半分から下手したら六割くらいは感想文が稼いでる。
 ある意味では、管理人ありきだった旧時代の所謂「ホームページ」ではなく、コンテンツありきの現代的な「Webサイト」になったのだと考えれば、しっくりくる。何の問題も無い。
 ……有り余る程の感傷から目を逸らせばな。

 必要な情報を得たなら、さっさと離脱する。とても現代的だし、そこにパーソナリティが介在する余地は無い。まったくもって正しい意味でのWebサイトだ。何の問題も無い。
 ……このサイトが、感想文だけのサイトならな。
 

・OS比較

遂に50%割った。
遂に50%割った。
 相変わらずWindowsが強い。
 が、去年も比率を減らしていたのに加えて、今年は遂に50%を割った。絶対数自体は増えているのに比率は減っているのだから、やはり他の台頭が著しいと言う事だろうな。
 今年もモバイルの攻勢が強く、2位3位は当然のようにiOSとAndroidが陣取ってる。
 5位の(not set)は所謂リファラスパムだから、それ以降は実質的に順位繰り上げ。

 そんな中で目を引くのは、突如現れたPSVitaの文字。実はVitaだけでなく、8位にWii、11位にPS3が居たりする。

 更に、OSのバージョンを加えると、XPやVistaといった懐かしい名前からWindows10もしっかり居たりして、Windows勢だけでも結構バラエティに富んでいる。
 余談だがWindowsだと最も多いのは7で、次点に8.1。その後Vista、8、XPと来てからようやく10。やはり10の普及はまだまだこれからといった所かな。
 

・ブラウザ比較

混迷の度合いが増している。
混迷の度合いが増している。
 遂にIEの牙城が崩れ去った。
 頂点をとったのはGoogle提供のChrome。

 他は特に代わり映えしない中で、目立つのが「YaBrowser」と「Edge」の二つ。
 「YaBrowser」はYahooケータイのブラウザで、「Edge」はMicrosoftがIEをリストラしWindows10に採用した新ブラウザだ。「YaBrowser」は兎も角「Edge」は一度確認しないとマズいなぁ。
 しかし環境的に、難しい。
 手っ取り早いのはWindows10搭載機を導入する事だが……。どうしたものか。

 余談だが、その他にも珍しいブラウザの名前が出て来ており、OSでも挙げたゲーム機の内蔵ブラウザやKindle Fireのアマゾンシルクというブラウザまであって、実にバラエティ豊か。

 ブラウザ戦争は新たな局面を迎えてるなぁ。
 

・解像度比較

モバイル強すぎだよね。
モバイル強すぎだよね。
 まさに激動。
 去年の1位がトップ10の中に居ない。
 まぁ1位が入れ替わるだけなら大した驚きにはならないが、去年下位だった連中が軒並み上位に入っていると言うのは流石に吃驚する。下克上だよ下克上。

 読み取れるのは、更なるモバイルへの移行。1位がタブレットで2位がスマートフォンだもんな。本当に時代は変わったわ。
 まぁこれは後述する感想文の台頭も原因の一つなんだろうけどなぁ。

 後は、やっぱり単純に普及数が増したってのもあるだろう。我が家にはタブレットは無いけど、スマートフォンは五割越えてるし、友人や先輩なんかもタブレット持ってたからなぁ。そう言う意味では世間の流れを良く反映してるとも言える。

 今後、タブレットやスマートフォンが急激にパソコン並みの解像度になるとは考えられないし、ブレークポイントはやはりスマートフォンとタブレットのサイズが基準になりそうだ。
 

・コンテンツ比較

感想文の群雄割拠。
感想文の群雄割拠。
 驚くべき事に、トップページの一強が崩れ去った。頂点を搔っ攫ったのは公開後、爆発的にアクセスを伸ばした「ハルカナルトキノカナタヘ」の感想文。恐ろしいのは伸びて以降、殆ど見られない日が無いという所。
 2位の(not set)は憎々しいリファラスパムの被害者だからスルーするにしても、3位のトップページに200以上の差をつけてと言うのはな。流石に予想してなかった。
 4位、事実上の3位である「三代目頑駄無大将軍」の感想文も、今年に入ってからの記事なのに昨年の2位である金田さんの記事にダブルスコア以上だもんな。
 この時点で色々おかしい。

 その先も感想文が列を成し、10位に至ってようやく昨年のランカーである金田さんの記事が登場する。しかもこれ、消えてもらった金田さんの練習記事に変わって新たに台頭した方だから、金田さん人気も侮れないものがある。

 因みに、リファラスパムの被害抜きで考えると、本来の10位は「灼熱騎士ガンダムF91」の感想文。そこから先でも25位(本来の24位)の雑記「佐賀とイカ」まで感想文が連なる。その「佐賀とイカ」だってアクセスを集めた理由の殆どは感想みたいなもんだ。
 本当の意味で感想以外の記事が出るのは32位(実質31位)の雑記「羊に出番無し」まで下がる。去年、「やっぱり既存の価値に乗っかった記事は強い」と書いたが、強いどころの騒ぎじゃない。圧倒的、実に圧倒的。今のキエナイニジはまさに感想文の群雄割拠だよ。
 いやはや、恐ろしい限りだ。
 

・経由比較

検索の王者が凄い。
検索の王者が凄い。
 去年の段階で検索流入は当然のように二倍とか四倍とかに増えていたが、今年は更に増えてる辺りにも感想文の恐ろしさを感じる。

 GoogleもYahooも六倍は増えてる。
 特にGoogleが凄い。
 1900ってなんだ、1900って。
 ぶっちぎり過ぎるだろ。
 ……流石検索の王者だ。

 昨年のトップだったダイレクトだって別に減ってる訳じゃない……というか微増してるくらいなのに、検索エンジンの方々が無体な増え方をしているお陰で三位転落だもんな。

 その他、注目すべきはリファラスパムの激増。何度もこのサイトで書いてるけど、この手の業者は須く滅びるべし。 
 冗談めかして書いてるが、割と本気で滅びろって思ってるからね。つーか、スパム業者に対して好意的に見てる方が少ないわな。……と書いた所で当事者には伝わらんよな。
 全くもって腹立たしい。
 

・まとめ
 正直な所、ラクガキスレイをサボり、様々なものをサボった結果、半死半生どころかサイト的には八割死二割生だ。……が、アクセス自体は去年を大幅に上回ってるんだよな。
 繰り返しになるが、やはり感想文の躍進が異常。
 月一にシフトした感想文ですらこれなのだから、もし雑記の代わりに感想文を毎週書いていたとしたら……うん、完全な感想文サイトやってた頃を思い出せば容易に想像付くな。
 まぁなんにせよ、今年はサボりと感想文……つーかハルカナルトキノカナタヘと三代目頑駄無大将軍の年だったな。よねぽ小説の感想文も結構見られてるんだけど、公開した時期が遅いのと、各作品でアクセス数が分散してるから、なかなか上に来れない。あと本カテゴリでは漫画の方で九井諒子作品という強力なコンテンツが出てるからなぁ。
 小説は今後もっと厳しくなるかも。まぁそれでも、もう「ふたりの距離の概算」まで感想文書く気満々だけど。つーかよねぽ作品は手持ちは全部書く気だからね。しょうがないね。

 しかし、去年フィギュア系の感想文が躍進して写真の力は凄いなーと感じたけど、それよりも強大な力が存在する事を思い知った一年だ。つまりは「時機」という極めて強大な力。
 ハルカナルトキノカナタヘの感想文がここまで躍進したのは、感想が溢れ出して勢いで書いちゃったと言うその行動が、結果的に良い時機に乗れたという事に他ならない。
 リアルタイム性と言い換えてもいいが、世の中の流れでその対象が最も興味を持たれている時に、その対象の感想文を出す。そりゃ検索流入が増えるのも道理って話だ。
 三代目頑駄無大将軍だってその時機と交換パーツという話題が有ったからこそ、同じSDXの中でも突出した訳だしな。時機というのは、当然だけど掴めればとてつもない力になるね。

 時機は何も感想文だけに限った話じゃないはずだ。他の事でもそれを狙い、なおかつ巡って来た時にそれを掴める力を蓄える事が肝要だなぁ。本当、何事にも言える話だな。

■さよなら2015年

それでは、また来年。
それでは、また来年。
 という訳で、2015年の更新は名目上今日が最後。
 名目上と断ったのは、去年と同じく殺戮という名の捏造ラクガキ記事は過去に遡って公開するため。要は日付的に新しい記事は増えませんよーという事。果たしてどれだけ贖えるかな?
 次回更新は例年通り年が明けて三が日が過ぎた頃。具体的には2016/01/04。
 つーかこれまでの雑記も週一だし、感想文なんかも月一なんだから特に変わりなくね? という話だが、ちょっと違うのは基本的にノーリアクションという事。TwitterとかSNSなんかでも顕著だけど1月4日からじゃないと反応しない。例外はサイトが死んだとかそう言う事が有った時だけ。何故かと言えば、そうしないとメリハリが無いから。
 要するに極めて個人的な理由ってこった。

 何はともあれ、本年もお世話になりました。みなさん良い年をお迎えください。

関連記事

Slide to Top