Spring Snow
そろそろ春ですね、からの積雪とかどういうことだよ?
三島由紀夫が書いた春の雪だって2月に降った雪っつってんのによ、3月も下旬に入ろうかというタイミングで雪とはね。やれやれだぜ。令和ちゃん勘弁してくれよ。
とはいえ、寒の戻りで桜に雪なんてのは存外あることらしいからな……。
なんでもかんでも令和ちゃんを詰るために使うのは良くないか? そうでもない?
それは兎も角、花に風ならぬ花に雪、か。風情があるようでなかなかにキツイな。
おまけにその日の午後には消えてなくなるってんだから、儚いもんだ。
■東方外典完結
もう少しゆっくりやるつもりだったが、あれよあれよと進めてクリアしてしまった。
いやー面白かった。最終話前は人の心とかないんか? という展開だっただけに最後は救いのある終わりでご満悦ですよ。
個人的には今回の東方外典はセンヤの成長譚であると同時に、外史「彷徨える少女と久遠の渦」で明かされた白夜時層における現代の補完なのかなと思う。
白夜時層の補完に関してはほぼ間違いないだろう。花咲ツキハが曙光時層ツキハと同じ年頃まで成長した姿で出てきたことから「廻る運命と七彩の郷」が、現代(A.D.300)よりも僅かに過去の話だったのが確定し、翻って今回の東方外典が現代であるという傍証にもなる。
また、最後に外典冒頭でアルドたちを呼んだ女性の声が、白夜時層を観測している綴糸の女神のものだったと思われる演出があるため、今回の発端がそもそもラスボスの暴走を見咎めた綴糸の女神が自身と深い縁のあるアルドとその仲間に事態の収拾を託したことにあると見れる。
今回の騒動は白夜時層の東方で現代に固定されていたが、白夜時層の話には古代も未来も出てきていたため、そこから逆算すると今後の外伝や外典には東方未来や古代などの話も出てくるかもなぁと期待できる。まぁ外典では古代と未来やっちゃってるんだが、なんにせよ楽しみ。
余談だが、綴糸の女神が存在するということは神の名を冠するラスボスも真の意味では神と呼べる存在ではなく、それはつまりアナデンにおける神というのは原義通りの存在ではないという証左だと思うんだよな。ということは、第2部で散々話に絡んできた地母神と冥王神も強大な存在ではあるものの、その名前通りの存在ではないと推定出来る。そして数々の外伝や外典そして第3部で示されている通り、アナデン世界は外宇宙から干渉されているという事実とその所業を鑑みるに、古代から存在する神と称されている存在もまた似たようなものでは? という推測も可能なわけだ。ぶっちゃけ、デの字とラの字の合わせ技みたいなやべー事になってんじゃないの? と考えているが……その辺は第3部完結を待てって感じかね。
■惑星ミラで交差する
ゼノブレイドクロスDEが発売した。
……が今は、決然とスルー。今は、それどころじゃ、ないだろう? と歯を食い縛って我慢している。ここで買ったら間違いなく色々破綻する。ゼノブレDEがそうだったように。
まぁなんだったらZ-Aが出てから、あるいはSwitch2が出てからだって遅くはなかろう。
それまでは耐える。耐えてみせる。