沼地の恐怖#01
このサイトに存在する記事も、これで目出たく100個目。
そして、「All-out effort」第一号。これまで「Cover praxis」一件以外は全て日々のラクガキという状態だった中でようやくですよ。
という訳で、十年越しのリクエスト消化。その制作過程アピール。
今回の絵は十年くらい前に友人とのお遊びで依頼された絵。
内容はシュチュエーション+モンスター。
モンスターのみでも良いよ。と書いてあるけど、ここはリクエストに則って一枚絵として描く。
指定は以下の通り。
- 沼地のダンジョンのボス
- 最深部の何かを守護している
- 大きさ2m〜2.5m
- なるべく人型よりは昆虫、動物よりのデザイン
- 上記に加えて不気味なデザイン
以上。
これに加えて、自分ルールとして「エロさの付加」。
トロ顔など直接的なものを描いてもまるでエロくならないと言う欠点を発見したため、その克服の一環。つー訳で、まずはアイディアラフ。
「昆虫や動物よりのデザイン」とあるので今回はメインに蛇をチョイス。
イメージ掴むのにさらっと模写。
「沼地」で、「不気味なデザイン」なら他に生理的にキモいのは沢山居るが、ボスっぽくないので。更に、ただの蛇じゃ不気味さ不足の上に面白くないので、「最深部で何かを守ってる」という指定を「何かを守ってる=何かを守るように指示されている=野生ではなく人造に近い」と飛躍させて、色々混ぜたキメラに。
ガーディアンっぽさと造られた不気味さが欲しいので、蛇女成分と阿修羅的な多手、顔が人間だと不気味さが減る気がするので顔も人外に。
キメラなら色んなパーツつけても有りだろう。と、色んな要素をつけてみる。
口内に沢山の歯は大好きな怪獣ビオランテからの影響。
蛇体から触手が出てたらキモくね? という事で触手追加。
ついでにそれに口があればもっとキモい。ということで口追加。
エロさは、まぁおっぱいくっつけときゃいいかという小中学生並みの発想。
哺乳類でもないし、意味ないだろうから、ということで目を着ける。
最後は取り敢えず、一枚絵を意識した構図を作ってみる。
てなところで今回はここまで。
今後は構図のブラッシュアップと下描きして、塗りの方向性模索かなー。