三本の芯
神器だったり、女神だったり、お札だったり、願いだったり、矢だったり。
何かと頻出する3という数字。
今回は、三本の「芯」。
つまりはこの前書いた「Intuos5の芯換えて描き味レポート」をやるよ! という話だ。
絵そのものは今週のまとめを見てもらうとして、以下は描き味のみに絞る。
まぁ正直な話、ラクガキ程度で知れるような部分はほんの触りというか、気付ける事はそんなに無いとは思う。
つー訳で、あくまで個人的な感想。しかもファーストインプレッションに近い。
要は、自分用メモ。
え? いつも通りだろ? こやつめ! ハハハ。……いやまぁ、その通りでござる。orz
兎も角、サクッといってみよう。
- ハードフェルト芯
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スクショの左を描く時に使った。
フェルト、というだけあって描き味がマーカーっぽい。柔さと硬さの中間のような描き味。
描いてるとキュッという摩擦音もするしな。マジマーカー。
ただ、その摩擦音が集中してない時には気になる。まぁ、イヤホンしながら描いてる場合も多いし些細な問題ではあるが。
あとなんかスゴイ磨り減るの早く感じる。
一時間のラクガキで目に見えて磨り減ってるとかマジパネぇ。 - エラストマー芯
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スクショの真ん中を描く時に使った。
エラストマーをググって要するにゴムって事か? と思いはした物の、描き味自体はゴムっぽい感じはあんまりしない。標準芯の摩擦を高くした、というのが個人的には一番近い。
摩擦自体は多分ハードフェルトを上回る感じ。手にかかる負荷が段違いに高い。ガシガシ描いてたら45分経たないうちに手首に痛みを感じた程度には段違い。
こんだけ摩擦が大きいって事はハードフェルトより更に減りが早いと考えるのが妥当か。
例のマーカーのような音がしないし、俺の好みには合ってるが……普段からこれ使ってると手首がヤバい気もする。使い道を限定する、というのがまぁ最適解という気もするな。
描き味自体は標準とハードフェルトの良いとこ取り。 - ストローク芯
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スクショの右を描く時に使った。
バネが仕込まれてる芯。
摩擦自体は標準芯と同じような感じ。
ただ、バネが仕込まれている分、入りと抜きをかなり高精度で再現出来る。つまり、自ずと筆圧の強弱を無意識に使い分けるようになる=手首への負担が増大。
ってことで、エラストマーより更に手首にかかる負担が大きい。
まぁこれは俺の描き方の問題だなぁ。
表現力だけで言うならダントツトップ。常用すると長時間描けないんじゃないのこれ、と言う気もするが45分作業15分休憩のペースなら問題は無い……かなぁ? 何とも言えんね。
摩擦から察するに、材質は標準と同じかな?
ぶっちゃけ、エラストマーでストローク芯作って欲しい。
■まとめ
取り敢えず現状は標準芯を常用する方向かなぁ。本数も余ってるし。
惜しみなくガシガシ描くなら標準芯で十分。ラクガキなら特にな。
筆圧に対して鋭敏になって欲しいなら、ストローク。
カッチリした手描き線が欲しいならエラストマー。
ハードフェルトは……贅沢するなら標準芯代わりとか?
それぞれにメリットとデメリットがあるから、贅沢を言えばペンを三本か四本用意して使い分けたいが……まぁそれは余裕が出来んと無理だな。
プロフェッショナルペンで大体6000円だか8000円だかするはずだし。二本買い足すとしても諭吉さん二人は見といた方が良い訳か……。NEETには厳しいな。
やはり収入を得れるレベルの絵が描けるようになったら、あるいは定期的な収入を得れる環境になったら、買い足しを検討しよう。それまでは芯を取っ替え引っ替えするか、スルーする。