はいはい、夏夏
梅雨明け? (感覚的にはとっくに夏の暑さだから)遅かったな。
言葉は不要か。いやもう、ジョシュアのセリフを誦じちゃうよな。今更すぎて。
とは言え、これで大手を振って猛暑日が来るわけだ。ふざけやがって、
■満を持して
電ファミの加藤正人インタビューを読んだ。
アナザーエデンのメインストーリー第3部が完結してこれまでの物語に一区切りがついたこのタイミングでのインタビューなのだから、そりゃ楽しみにしていた。
じっくり読める日付を見計らっての、熟読だよ。
今回のインタビューは仕事の遍歴も含めて加藤正人というクリエイターがどう生まれたのかにもフォーカスされていて読み応えがあった。
特に読書家だったとか、最初はゲーム嫌いだったとか知らんかったわ。今でもインプットが凄いというのは頭が下がるよ。特に俺はその辺を疎かにするタイプだからな……。
あと、以前クロノトリガーの開発資料(ルッカのイメージラフとか)見た時に、なんで絵が描けるんだ? と疑問に思った記憶があるが、まさか最初はイラストレーター志望でアニメ会社に入って鉛筆で原画描いていたとか、ゲーム業界に入った後も最初はドット打ってた(=グラフィッカーだった)とは思いも寄らなかったね。道理で手慣れてるわけだ。
一番驚いたのはやっぱり、アナザーエデンで事前準備を含めると10年同じ物語を書いていたってのは吃驚。付随してクロノトリガーでタイムトラベルやったから最初はアナザーエデンに乗り気じゃなかったってところが一番笑った。
総じて良いインタビューだったな。みんな読むといいよ。
■完結と刊行
Web漫画カードゲームうさぎのエピソード・ライ太が完結した。
そして同漫画の鷲崎伝が単行本になるらしい。どちらもめでたい。
……正直、平日昼のお楽しみだったから少々喪失感がある。
が、それを上回る満足感。基本的に出会いと別れ……それも別れの方が比重の大きい物語だったけど、最後に用意されていたのが(すでに知っているとはいえ)再会だったのは本当に凄い。
鷲崎伝の方は奮闘記がカードゲーマーあるあるに青春劇がくっついた物語だったのが、明確に群像劇になり始めた起点とも言える話だし、みんな読むといいよ。
書籍版買ってもいいし、そもそもpixivでまとめて読める。
今後はどうなるんだろうなぁ。
エピソード・ライ太は鷲崎伝(これがそもそも奮闘記の1.5倍くらいある)と比べても単純計算で5倍から6倍弱あるから、どう頑張っても上下巻以上になる気がする。
というか、そもそもこの漫画は続くのか? 今度は未来の話をやって欲しいと個人的には思ってるが……まぁとは言え今はゆっくり休んで英気を養って欲しいね。
……とか言ってたら、普通に次回作描くぞ! 早ければ来週から載せるぞ!! とか書いてて笑った。そして戦慄した。なんというバイタリティだよ……。
■こっちも書籍化
こんなに人気でなんで単行本にならないの? やっぱ物理的に出版するのは金かかるんだろうなぁ。と思ってたけど、今回のショートアニメを経て行けると判断されたのかな?
何にせよ、めでたい。
ジャンプインディーズでそのまま単行本になったのって先例1つ(ゴダイゴダイゴ)しかなくて、他は2つともジャンプ+の通常連載になって単行本出てるんだけど、ギリ子さんが2例目になるのか、はたまた通常連載になるのか……どっちなんだろうな。
通常連載化したら嬉しいけど、作者である土本さん本業もあるし地獄になるんじゃなかろうか。そもそも今回の単行本化作業ですでに8月の本業開店率が半分割ってるらしいからなぁ。
読者としては通常連載が嬉しいが、あまり無理はして欲しくないのも事実。
応援する身としては悩ましいぜ。
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