14.06.22~28

■0622

 大紫。
 Sleeping Beauty。
 所謂ダブルミーニング。花も蝶も大紫ってね。
 眠れる森の美女にも引っ掛けてるつもりだけど、向こうは茨なんだよね。まぁそこを大紫にしましたよ的な。んで妖精の代わりに蝶の大紫。オーロラ姫にかかった呪いは本来は眠りではなく死の呪いだった事を引っ張ってきて、限りなく死に近い眠りって事で青白い感じに。今回のベストはこれかな。

■0623

 昼顔。
 届かぬ気持ち。
 ラブラドールの子犬とかサイズ感が分からんよな。見た事が有るのは画像のみとか、過去の俺は何を思ってそれをモデルにしようとしたんだぜ? まぁ異種間の機微に昼顔の花言葉を準えようとしたのは分かるが……ちょっと、モチーフの選定からして工夫が足らん気がするな。うーん、どうしたもんか……。
 普通に人間同士の横恋慕に準えた方が受けがいいのは分かるが……なぁ。悩みどころだ。

■0624

 白芥子。
 ほどけるきおく。
 直球。直球過ぎてシンプルに実力が出る分、ラフの時点で大分追いついてない感が出てる。
 つか花を描き忘れた。描き足すとしたら、手に持たせるかチョーカーにするかかなぁ。
 ドレスを黒にしたは良いが、肌の色はもっと白くていいな。その方がより薄らいでる感は出せる。
 一番どうかと思うのはポーズ。これは要改善。

■0625

 黒芥子。
 Paint it,black。
 白芥子と同じで直球。そして追いついてない感も同じ。花を描き忘れたのも同じ。(白目)
 描き足すとしたらどうするかな……飛び跳ねた黒で自分で描いたように簡略化したのを配置するか?
 あと、左右反転させた方が良かったかもな。
 表情も別に笑わせる必要ないね。どっちかというともっと凶暴な顔にした方が良かったか。
 忘却するという暴力にも似た理不尽な面を強調したい訳だし、不敵な笑み程度じゃ足らんわ。

■0626

 ブーゲンビリア。
 Flamy dance。
 何と言うかな、ラフはCGで存分にやりゃ良いけど、完成させるのは当初の予定通りアナログの筆致を存分に活かすべきだな。その方がテーマ的にも、脳内の考えていた図的にも最適解に近い。
 ポーズのモデルにしたのはレイチェル・ブライスというダンサー。時間的にも実力的にも、その美しさを反映出来てないけど、今後もこの絵のポージングやエッセンスは彼女を目標にする。

■0627

 フリージア。
 むくめ。
 学生時代にパンダばっかり描いてた覚えが有るけど、さっぱり覚えてなくてワロス。
 子供のパンダって言うのはどうにも大人と結構違う部分多くてそこにも躓いたな。
 つーかあれだね、こういう場合画風をどっちかに寄せた方が良いな。リアリズムに徹するか、ディフォルメを強くかけるか。この中途半端が一番マズい。
 そしてまた花描くの忘れた。やれやれだぜ。

■0628

 鳳仙花。
 Don’t touch me!。
 ブーゲンビリアと同じく、CGよりアナログで描いた方が脳内図に近くなるな。
 んー、もうちょい花の入れ方を考えた方がいいな。
 いっそのこと現物ではなく、他でやってるチョーカーとかホウセンカのデザインをあしらった何かにすると化した方が良いかもしれんなぁ。
 ハリネズミも反復練習して崩し方覚えないとな。
 他も酷いが今回のワースト。

■まとめ

 十年くらい前に考えて、まともに完成したのは「憎悪のドレス」だけという為体だった花言葉シリーズのラフ。まぁ、当時考えていた構図なんざ残ってないのでほぼ新規。
 全部で十個有って、内一つが完成してここで落書きしたのが七つだから、あと二つまったく形にしてないテキストのみのがあるんだけど、まぁそれはまた今度ってことで。
 果たして、きちんと完成する日は来るのか。

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