流行の光

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 流行ってる光の当て方。知ってはいたよ。分かってはいないけどね。
 
 結構前に読んだ記事を再び読んで、思い出しました。
 カメラの技法をイラストのキャラ絵にフィードバックするという話。
 
 最近の流行は「影を消すライティング」らしい。
 多数の光源をもってして、色彩の方に重点を置く。
 雑誌表紙のグラドルなんかで見慣れたアレですね。
 その潮流は知っていたけど、そこに至る技術の変遷はよく分かってなかったなー。
 
 レンブラントとかループとかスプリットとかバタフライとか全然知らなかった。
 知らないままに使っていたから、当然用法が無茶苦茶だったわけだ。
 「今風」の絵を描くならば、影を消すライティングをすべきとか。
 重厚さを出したいならレンブラントがオススメとか。
 求められた時に解法として知っているか知らないかでは、全然違う。
 
 他にもアングルやレンズの話も色々あるし。頭がパンクしそうでござる。
 兎も角、読んで覚えるだけじゃなく、実践を伴った身体性のある知識にしないとなー。
 考察を伴う経験に勝る修練なし。という経験主義を貫くしかねーわ。
 
>>今日のラクガキメモ
 所謂萌え絵のような極端なディフォルメをすると途端に立体感が消える。
 でも上手い人の萌え絵はどんなにディフォルメされていても立体感あるいはリアリティがある。
 リアリティという言葉がおかしいなら、存在感と言ってもいい。
 これをただ「実力差があるからなー」と思考停止するだけでは最早前には進めない。
 萌え絵もきっちり自分の力にしたいなら、メカニズムを考察した方がいい。
 量に物を言わせる練習と、同じくらいに自然な観察と考察。必要なのはそれだ。
 観察と描画は、一体であるって事を強く意識した方が良いな。
 ※今日のカメラフィルタ:バイブラント+トイカメラ。

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